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介護保険料等の 改定を検討しています

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宮城県七ヶ浜町

■七ヶ浜町高齢者福祉計画・第9期介護保険事業計画(2024 ー 2026)

昨年の広報しちがはま9月号で、同計画の策定のためのアンケートの調査結果について特集しました。この調査結果では、町の65歳以上1539名のうち、968名から回答があり、そのうち約6割の方が「今の家に住み続けたい」と回答するなど、多くの方々が、住み慣れたまちで自分らしく暮らしたいと思っていることがわかりました。また、この調査では、運動や買い物、地域活動など、高齢者の日常の生活の様子や不安。要介護認定者からは、施設入所や介護保険サービスなどについても伺いました。町では、これらの結果を踏まえ、基本理念である「健康で 生きがいのある 支え合うまち 七ヶ浜」を目指し、(1)住み慣れたまちで暮らす、(2)健康寿命の延伸、(3)介護保険事業の充実の3つの基本方針のもと、計画策定を進めてきました。

◇介護保険とは?社会みんなで支える仕組み(表1)
40歳以上の方は、介護保険に加入し、決められた保険料を納めています。皆さんが納める介護保険料は、国や県、町の負担金などとともに、介護保険を健全に運営するための大切な財源となるものです。介護保険では、誰もが住み慣れた地域で、(1)自分の意志に基づき、(2)能力を最大限活かして、(3)自立した質の高い生活を送るために、様々な介護サービスを用意しています。

《表1》介護保険の財源

※サービス、事業内容によって財源割合が異なります。

◇増え続ける介護認定者と給付費用(表2)
町の高齢者数と介護認定者数の推移令和5年10月1日現在の町の人口は17801人です。このうち、高齢者(65歳以上の人口)は5959人、要介護認定者数は1077人となり、令和6年度以降も増加していく見込みです。高齢者等の増加に伴い、介護サービス給付費も増加していく見込みです。

《表2》町の高齢者数と介護認定者数の推移

◇国の基準を踏まえ、検討
町では、これまでにアンケート調査で高齢者等のニーズを把握するとともに、高齢者数と介護認定者数の推移を踏まえつつ、計画の策定に取り組んできました。昨年12月に厚生労働省から、全国の市町村の計画策定にあたり、介護保険制度が今後、安定して運営されるための見直し基準が示されました。その主な内容は、今後、高齢者や介護認定者の増加とともに介護給付費も増加し続けることによる介護保険料の見直しと、介護に携わる職員を安定して確保するための報酬を引き上げるというものでした。これらは、介護保険料に反映されるものであり、現在、町でも検討を重ねているところです。

問合せ:長寿社会課介護保険係
【電話】357-7447

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