【特集】健康への第一歩(1)

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■さあ、家を出て運動しよう!!
高齢者の皆さん、運動をしていますか?
えっ、していない。家でゴロゴロしているの?それはもったいない。今月は、運動したいけれど、なんとなくおっくうだと思っている皆さんにお勧めの教室をご紹介します。気軽に参加でき、身体に合った無理のない運動メニュー、しかも和気あいあいで楽しさもグンとアップ。さあ、家を出て運動しよう!

皆さんは、普段運動をしていますか?
さて、七ヶ浜町の75歳以上で、どれくらいの方が普段から運動をしているのでしょう。
令和5年に75歳以上の方を対象に実施した後期高齢者健診での質問票調査で、「ウォーキング等の運動を週に1回以上していますか」という質問に対し、約65%の方が「はい」と回答しました。
この数字を見ると、「運動している人が多いんだな!」と感じるかもしれません。
しかし、一方で、週に1度も運動しないと回答した方は約35%、3人に1人もいるのです。

年齢を重ねるごとに身体の様々な機能が衰えてくるように筋肉も同様に衰えてきます。
筋肉の衰えは、若い頃は日常生活に支障をきたすことはまずありませんが、年齢を重ねるにつれ、筋力が低下し、深刻な問題になっていきます。
筋力が低下すると疲れやすくなり、身体を動かすことすらおっくうになってきます。
身体を動かさなければ、体力や持久力が低下し、身体活動量が減少し、身体活動量の減少は、さらなる筋力の低下を招き、いわば、負のスパイラルになっていきます。
ついには「立つ、歩く」という日常生活に欠かせないことにまで影響を及ぼしてしまいます。

運動をすることによって、筋力の維持の他に次のような効果もあります。
(1)生活習慣病の予防・改善に役立つ
七ヶ浜町の高齢者は、脳血管疾患や糖尿病の割合が他の市町村より高いという結果が出ています。これらの病気の予防のために運動習慣と食習慣の改善は欠かせません。
(2)免疫力の向上
免疫力とは、疫(病気)を免れる力のこと。一度、病気にかかったら再びかからないことや抵抗力がつくことで、病原菌から身体を守り、健康を維持するものです。
(3)認知症の予防
運動をすることにより脳が活性化され、認知機能の改善に効果があることがわかっています。

「運動してみたいけど、一人ではどうしたらいいのか…」「どのくらい動けばいいの?」とよく伺います。運動をしたくても、きっかけがないとなかなか難しいですよね。
通販で健康器具というのもありますが、一人で黙々とするのもどうかなぁと思うあなた!そういうあなたにぴったりの運動教室があるんです。
しかも、ご自身の体力や身体状況に合わせ、特色ある4つの運動教室を取りそろえています。
「行ってみようかな」と思った方、「わたしは対象になるのかしら?」と疑問に思った方、ほんの少しの勇気があれば、みなさんも笑顔になれるはずです。
まずは健康への第一歩。どうぞお気軽に長寿社会課へお問い合わせください。