■繋いでいくふるさとの味
おいしい輪はらこめし教室
10月20日、亘理地区交流センターで料理教室「おいしい輪」が開催され、参加者たちがはらこめしの調理方法を学びました。
この教室は、町の郷土料理であるはらこめしへの愛着を高めるとともに、地域住民同士での交流を深めてほしいとの思いから、亘理町食生活改善推進員協議会が毎年開催しているものです。
当日は会員の指導のもと、8人の参加者がはらこめしやあら汁、小松菜のからし和えなどの調理を楽しみました。
参加者は「初めてのはらこめし作りで、工程が多く大変だったけど、美味しく作ることができてよかった。自宅でも作りたい。」と笑顔で話しました。
■地元の特産を自らの手で
吉田中学校いちご定植体験
9月28日、吉田中学校のいちごハウスで、同校の1年生19人が、いちごの定植体験に取り組みました。
これは、吉田地区の特産であるいちごを自分たちの手で育てることで、故郷の魅力を再認識し、誇りを持ってもらおうと、同校が長年実施している授業です。
当日、生徒たちは、地元のいちご農家5人からアドバイスを受けながら、「もういっこ」と「にこにこベリー」の苗計480本を丁寧に定植した後、分担しながら水やりを行いました。
定植したいちごは、来年1月頃に収穫予定で、生徒は「真っ赤ないちごに育つよう、水やりを忘れず大切に育てていきたい。」と話しました。
■楽しく英語に触れ親しみを
イングリッシュキャンプ
10月10日、吉田地区交流センターで「Watari English Camp 2023」が実施され、町内の小学生15人が参加しました。
これは、児童たちに英語で楽しくコミュニケーションを取れるようになってもらおうと、今回初めて開催されたものです。
当日、児童たちは、県内で活躍する5人の外国語指導助手(ALT)たちと、会話や歌、ゲームなどを通してコミュニケーションを取りながら、自らの英語力に磨きをかけていました。
参加した児童からは、「自分から英語で話しかけることで、新しい友達ができたことが嬉しかった。」といった声が聞かれました。
■おいしい新米召し上がれ
新米発表会
10月21日、おおくまふれあいセンターで「令和5年度JAみやぎ亘理新米発表会」が開催されました。
これは、亘理・山元両町で生産された新米のPRと消費拡大のため、毎年開催されているものです。
当日は、セレモニーのほかに「ひとめぼれ」、「つや姫」、「だて正夢」が食べ比べできる新米のおにぎりの配布も行われ、会場は町内外から駆けつけた多くの人でにぎわいました。
令和5年産米は、猛暑の影響により、作柄が心配されていましたが、日照時間が長かったことから実入りが良く、平年を上回る収量となっています。
■よりよい町へ向けて前進
町政懇談会
町内4地区で、町政懇談会が開催され、町および各地区の行政区長が地域の課題を懇談しました。
これは、地域が抱える課題を明確にし、今後のより良いまちづくりに取り組んでいくとともに、協働のまちづくりの推進を図るため開催されたものです。
このうち、9月28日に開催された吉田地区では、はじめに山田町長が「今後の町政繁栄のため、有意義な懇談をしていきたい。」とあいさつした後、区長会で取りまとめた懇談テーマから、将来の吉田地区を住みよい町にするため、積極的な意見交換が行われました。
■お金のトラブルを回避
消費生活講座
9月22日、消費生活講座が4年ぶりに実施され、地域住民ら20人が参加しました。
これは、暮らしに役立つ知識や情報を学ぶことで、消費者被害の未然防止や消費生活力の向上を目的に開催されたものです。
当日は、宮城県金融広報アドバイザーの大泉義典氏が講師を務め、お金のトラブルの具体例や詐欺被害に遭わないための対策などを説明しました。
その後、参加者たちは、消費生活に関する日頃の不安や悩みなどを解消するため、積極的に質問し、講師からの回答に熱心に耳を傾けていました。
■みんなで目指す無事故・無違反
秋の交通安全運動出発式
9月21日から30日にかけて、秋の交通安全運動が実施され、20日に防災倉庫前で出発式が行われました。
当日、亘理警察署員や交通安全協力団体の代表者らが集まるなか、加藤俊明亘理警察署長があいさつで「悪質危険な飲酒運転の根絶や重大な交通事故に直結する交通違反の取り締まりなどの交通安全対策を推進していきたい。」と述べました。
その後、わたり交通安全防犯大使たちが、自分たちで決めた目標や対策を読み上げ、交通安全の推進を宣言しました。
式の終了後には、大使たちの掛け声にあわせ、町内へ広報活動車両が次々に出発しました。
■地域ぐるみで犯罪を防止
全国地域安全運動
10月11日から20日にかけて、安全で安心して暮らせるまちを実現するため、地域ぐるみで犯罪などの防止に取り組む地域安全運動が実施されました。
16日には、町内のスーパーマーケット2店舗で、亘理中学校で防犯啓発活動に取り組んでいるアルカスの9人による啓発活動が行われました。
このうち、ヨークベニマル亘理店では、万引き被害が増えている現状を知ってもらうため、代表生徒が警察官の制服を身に着けて店内の警戒パトロールをしました。
また、ほかの生徒たちも店舗前で「特殊詐欺などの被害に注意してください。」と声掛けをしながら、啓発物品を配布しました。
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