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■地域の繋がり深めて備えて
亘理町総合防災訓練
9月1日午前9時、大規模地震の発生を知らせる防災行政無線が町内に流れ、亘理町総合防災訓練が開始されました。
訓練開始後、避難所に素早く集まった住民らは、行政区ごとに安否確認や情報の集約を行った後、津波や洪水を想定した強水流歩行体験や、段ボールベッドの組み立て作業などを体験しました。参加者は、災害時に必要な知識を習得するため、積極的に訓練に取り組んでいました。
強水流歩行の体験者は「水の力が強くて歩くのが大変だった。災害が起きたときに逃げ遅れないよう、日頃から備えておきたい」と話しました。

■令和5年度決算を認定
亘理町議会定例会
町の令和5年度決算が、9月13日に開催された亘理町議会定例会で認定されました。
一般会計の決算額は、歳入156億2,785万9千円(前年度比3・6%減)、歳出151億4,235万9千円(前年度比1・7%減)となり、新型コロナウイルス感染症対策として実施した事業費の減少などにより昨年度を下回る決算規模となっています。また、繰越明許費など、翌年度に繰り越すべき財源を除いた実質収支は4億3,115万9千円の黒字となりました。
令和5年度決算の概要は広報わたり12月号でお知らせします。

■おいしいお米ができました
亘理保育所稲刈り体験
9月12日に亘理保育所で、園児たちによる稲刈りが行われました。
この稲刈りは、園児たちにお米の大切さや収穫の喜びを体験してもらうために毎年実施しているもので、園児たちが苗を育てるところからはじめています。
当日園児たちは、小さな手で鎌を持ち、地域の指導者や先生たちと一緒に稲を一束ずつ刈り取っていました。
収穫した稲は天日干しで乾燥させ、昔ながらの足踏み機械で脱穀した後、白米に仕上げていきます。園児は「取れたお米をはらこめしにして食べたい」と話しました。

■心躍る笑顔あふれる夏まつり
逢隈地区夏まつり
9月15日に逢隈小学校で、逢隈地区まちづくり協議会主催の夏まつりが開催されました。
逢隈中学校吹奏楽部の演奏で幕を開けた当日は、各行政区の子どもたちが手作りした神輿のパレードや、逢隈小学校6年生によるよさこい踊り、地域住民らが集う盆踊りなどが開催され、会場は大いに盛り上がりました。
来場者は「暑い中でも子どもたちが元気いっぱいに神輿を担いだり、よさこい踊りを披露する姿を見て、元気をもらった」と話しました。