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市政トピックス

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宮城県仙台市 クリエイティブ・コモンズ

■観光レジリエンスサミット開催に向けた準備が進行中
災害時等における観光分野の強靱(きょうじん)性や回復力(レジリエンス)をテーマとした国際会議「観光レジリエンスサミット」が、11月9日から11日までの3日間、仙台国際センターで開催されます。市では、サミットの開催に向け、関係機関と連携しながら、各国から来訪する出席者をおもてなしするための準備を進めています。
9月23日・28日、出席者の案内や誘導等を行う語学ボランティアのための研修会が仙台観光国際協会で行われ、大学生や社会人など、2日合わせて20人が参加しました。駅や開催会場等といった場面別での案内や、食や歴史など仙台の魅力の紹介を英語で説明するための表現を学んだほか、参加者同士でボランティアとして大切な心構えを共有するなど、意欲的に取り組む姿が見られました。
また、9月24日には県立秋保かがやき支援学校の子どもたちが東北・宮城の伝統工芸であるこけしの絵付けを行いました。絵付けには小学部から中学部の児童・生徒35人が参加。講師の説明を聞きながら真剣な表情でこけしの顔や模様を描き、個性豊かな作品に仕上げていました。完成したこけしは、サミット当日に行われる歓迎レセプションの会場に展示されます。
さらに、サミット開催を記念して、市内の観光業に携わる民間事業者等を対象に観光危機管理ワークショップを行いました。10月3日に開かれた第3回ワークショップでは、石川県七尾市の和倉温泉にある老舗旅館の若女将(わかおかみ)・多田弥生さんが講師となり、1月の能登半島地震で被災した旅館の当時の様子を説明しながら、災害時における同業者の連携の大切さなど、自身の経験から見えた課題などを語りました。このほか、市が作成する「仙台市観光危機管理マニュアル」について、参加者同士で意見交換等が行われました。
開催まで万全の準備をして、サミット本番を迎えます。

■定禅寺通から脱炭素―ゼロカーボンPRイベントを開催
市は、昨年11月に環境省が実施する「脱炭素先行地域」に選定され、さまざまな脱炭素化の取り組みを進めています。9月27日・28日の2日間、定禅寺通エリアで、ゼロカーボンPRイベント「JOZENJI(ジョウゼンジ)STREET(ストリート)Zero(ゼロ)―carbon(カーボン)Challenge(チャレンジ)」を開催しました。
定禅寺通中央緑道では、民間企業や地域団体等から成る仙台市脱炭素先行地域プロジェクトパートナーズの会員とともに、本市の脱炭素先行地域の取り組みをパネル等で紹介。また、手回し発電装置で電車模型を走らせたり、白熱球とLEDを点灯させるためのエネルギー消費量を比較したりできる体験ブースも設置し、訪れた方々は楽しみながらエネルギーの仕組みなどを学び、省エネや再エネ(再生可能エネルギー)について理解を深めていました。
また、西公園で行われた飲食イベントでは、プラスチック容器の水平リサイクル、発電機燃料のゼロカーボン化等の取り組みを実施。イベントにおける二酸化炭素排出量を実質ゼロにするための検証を行ったほか、会場内でプラスチック容器をリサイクルする行程の一部の実演を行い、資源循環の取り組みをPRしました。
9月27日には、定禅寺通のケヤキの剪定(せんてい)枝と、家庭から収集したプラスチック資源を原料として制作したタンブラーのお披露目式を開催。このタンブラーはイベントの中で販売されました。
市は今後も、民間の企業や団体の皆さまと連携しながら、ゼロカーボン社会の実現に向けた取り組みを進めていきます。

■さらなる観光振興に向けて―宿泊税導入
市議会第3回定例会において、宿泊税条例が成立しました。
宿泊税は、さらなる観光資源の魅力向上や、旅行者の受け入れ環境の充実を図るために導入するものです。条例では、1人1泊につき6千円(税抜・素泊まり)以上の料金で宿泊する場合200円を課税。県分と合わせて300円が宿泊時に徴収されます。修学旅行等の学校教育活動や保育所等の行事での宿泊は免税となります。
市では、来年11月の導入を目指し、準備を進めていきます。

■JR東日本東北野球部に「賛辞の楯(たて)」を贈呈
7月に開催された第95回都市対抗野球大会において、初の準優勝を果たしたJR東日本東北野球部に、その功績をたたえ、10月10日、「賛辞の楯」を贈呈しました。
西村亮(あきら)監督は「たくさんの応援があってこのような成果が出せたと思っています。これからも地域の皆さまに愛され、応援していただけるチームを目指していきたい」と感謝の言葉を述べました。
当日は「仙台市議会議長特別表彰」の授与も行われました。

■地域の防犯活動に貢献された方を表彰
市では、10月16日に行われた全国地域安全運動第36回仙台市大会で、7団体・141人の方々を表彰しました。このうち、防犯功労団体、防犯功労者、退任感謝状を贈呈した方は、本紙またはPDF版をご覧ください。

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