3月22日(金)から3月27日(水)までの6日間、カナダのブリティッシュ・コロンビア州スーク市にあるジャーニーミドルスクールから生徒20人と先生3人が名取市を訪れました。ジャーニーミドルスクールと名取市は平成12年3月から交流を始め、2年に一度、互いのまちを行き来しながら、暮らしぶりや文化の違いなどを肌で学んでいます。今回はスーク市からやってきた子どもたちとの交流の様子をお伝えします。
■ジャーニーミドルスクールの副校長KellyDvorak(ケリー・ドボラック)先生にお話しを聞きました
◆ジャーニーミドルスクールの生徒たちはこの交流にどのように参加しましたか?
生徒達に何か変化はありましたか?
ジャーニーミドルスクールの生徒たちは、このプログラムに参加することにワクワクし、プログラムの進行中に、このプログラムがどれほど気に入ったかを口々に語ってくれました。このようなプログラムは他にはありません。保護者も生徒も、このプログラムに参加できて幸運だったと思っています。
最初は恥ずかしがったり、ホームシックになったりした生徒もいましたが、最後には自信を取り戻し、とても楽しかったと言ってくれました。このプログラムが進むにつれて、彼らはより自立していきました。
◆日本とカナダの文化の違いは何ですか?
スークに住む生徒たちは、雨の日も晴れの日もアウトドアが大好きで、学校との往復を自転車で走っています。
カナダ人も日本人もとてもフレンドリーで、名取市では素晴らしい歓迎を受けました。
カナダは歴史の浅い多文化社会です。街には世界中のさまざまな食べ物があります。カナダの歴史的な建造物は、私たちが日本で見たいくつかの神社や城よりもずっと新しいものです。公立学校は少人数制で、生徒たちは小学校から中学校、中学校から高校へと進学します。私立学校や大学への進学を希望する生徒だけが入学します。
◆このプログラムに参加してどう感じましたか?
このプログラムに参加できることにとても感謝していますし、私たち全員が何年もこのプログラムに参加したいと願っています。
来年は名取の学生を受け入れることを楽しみにしています。
◇カナダ国ブリティッシュ・コロンビア州スーク市
バンクーバー島の南西部に位置しており、ゆっくりと散策できる静かな海辺とアクティビティができる森林に囲まれた美しい町です。
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