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さわやか健康(3)

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宮城県名取市

■歯周病検診を実施します
最近、口臭や歯茎の腫れや出血はありませんか?それらは歯周病のサインかもしれません。
令和5年度市の歯周病検診受診者で歯周病を有する人の割合をみると、40歳で約半数、年代が上がるにつれて高くなっています。

最近では20代~30代の若い世代から発症するケースが増えています。日頃からの口腔ケアとかかりつけ歯科医での定期検診が大切です。

歯周病は症状がないままに進行します。歯周病細菌は血管を通して全身にまわり、糖尿病や心筋梗塞などの病気を引き起こす要因にもなります。検診で自分の口腔内をチェックしてみませんか。

実施期間:6月1日(土)~11月30日(土)
場所:
・岩沼歯科医師会(名取市、岩沼市、亘理町、山元町)
・指定の歯科医院
対象:20歳・30歳・40歳・50歳・60歳・70歳(令和7年4月1日現在)
※対象者全員に事前にお知らせを送付しています。通知が届かない場合は、保健センターにご連絡ください。
内容:問診、歯周病検診、歯科保健指導
自己負担額:500円
*生活保護受給者は無料
持ち物:受診票、自己負担額、健康保険証、生活保護受給者証

◆令和5年度 歯周病を有する人の割合

(市歯周病検診)

問合せ:保健センター
【電話】382-2456

■子どもの歯の健康について
市の3歳6か月児歯科健診の結果をみるとむし歯のない人の割合は増加傾向にあります。
一人平均むし歯数は減少傾向にあります。

★幼児期のむし歯予防のポイント
1 年齢に応じた大きさや形の歯ブラシを使いましょう
(子ども用の歯ブラシと仕上げ用の歯ブラシは分けましょう)
2 フッ素配合の子ども用歯みがき剤を使いましょう
3 定期的に歯科健診を受けましょう
4 おやつは時間と量を決めてあげましょう

★噛むことの大切さ
噛むことは、唾液がたくさん出るので、むし歯予防になり、栄養の消化吸収が良くなります。
噛む力は体重に比例するので、この時期の食材は大人用より、少し柔らかく、小さめに食べやすく工夫することが大切です。

■6月4日(火)~10日(月)は「歯と口の健康週間」です
今年度の全国統一標語は「歯を見せて笑える今を未来にも」です。

自分の歯でしっかり噛んで美味しく食べること、楽しくしゃべり、笑える元気な歯や口の健康は、人生100年時代を心豊かに、楽しく生きる力を支えます。
この機会に家族や友人とお口の健康について話してみてはいかがでしょうか。

「8020(ハチマルニイマル)運動」は「80歳になっても自分の歯を20本以上保とう」という厚生労働省と日本歯科医師会で1989年に始まった運動です。2016年以降の達成率は50%を超えています。
高齢になっても自分の歯を20本以上保つ事ができれば、健康長寿につながります。
生涯にわたっていきいきと元気に過ごすためには、乳児期からのお口のケアをしながら口腔機能を育むことが大切です。

◆「口腔機能発達不全症」ってご存じですか?
口腔機能発達不全症とは…2018年に保険適用になった新しい歯科の病名で、15歳未満の子どもで、生まれつきの障がいがないにもかかわらず、食べる、話すなどのお口の機能が十分に発達していない状態を言います。

お口の機能は生まれた時から始まり、身体の成長と共に育まれます。

今までマスク生活が続き、大人も子供も無意識に口がぽかんと半開きになっている人が増えています。口が乾燥すると感染症になりやすく、口臭を気にする人も多いです。毎日の歯みがきと一緒にお口のまわりの筋肉を鍛えるお口の体操をしましょう。

◆簡単なお口の体操
・頬のふくらまし…口を閉じた状態で左右の頬をふくらませたり、すぼめたりする「あっぷっぷ」
・ぶくぶくうがい…口に少しだけ水をふくませて唇をしっかり閉じてぶくぶくうがいをする。
・舌の体操…舌を左右の口角をなめるように動かす。上下の唇をぐるっと一周なめます。
・口を大きく開ける…「あ・い・うー・べー」と言いながら10回ずつ朝昼晩やってみましょう。
(声を出しても出さなくても大丈夫です。鏡を見ながら、口を大きく開けたり、すぼめたり、舌を動かします。)

毎日の歯みがき等の口腔ケアで、ささいなお口のトラブルや気になることがあったら、早めにかかりつけ歯科医を受診しましょう。

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