■多賀城創建1300年記念事業
□東北の古代城柵の御城印を10月1日(火)から配布します!
724年に創建され陸奥国府が置かれるなど、古代東北の政治・文化の拠点であった多賀城は今年で創建1300年を迎えました。
これを記念して東北の古代城柵の御城印を制作しました。
「城柵」とは律令体制の確立を目指すために、東北を治めることを目的として造られた機関のことを指し、古代東北にはいくつもの城柵が作られました。
御城印の参加城柵は、多賀城のほか、払田柵(秋田県大仙市)、胆沢城(岩手県奥州市)、志波城(岩手県盛岡市)、徳丹城(岩手県矢巾町)、城輪柵(山形県酒田市)、牡鹿柵(宮城県東松島市)、伊治城(宮城県栗原市)です。
10月1日(火)から、各自治体施設などで御城印を配布します。各自治体で配布する御城印は所在する各城柵の御城印のみとなります。(本市は多賀城御城印のみ配布)
御城印は各城柵1300枚限定で配布します。在庫状況は各自治体へ問い合わせてください。
古代東北の歴史を学びながら、城柵の御城印巡りを楽しんでください。
各自治体の配布場所など詳しくは市HPを確認してください。
□陸奥国印展示
日本のはんこ文化の始まりは8世紀ごろ、多賀城が創建された時代に確立された律令制度において、本格的な文書行政が始まったことがきっかけとされています。
多賀城は陸奥国府が置かれるなど、古代東北の政治の中心であったため、陸奥国から中央政府に提出する文書が正当であることや改変を防ぐなどの目的で、この多賀城において「陸奥国印」が捺(お)され、提出されていました。
陸奥国印の復元は、多賀城創建1300年記念の各事業で使用することを目的に、地元高校生および地元企業と産官学の連携を図りながら実施しました。
□ことばのアートプロジェクト 見つけよう!わたしのことば〜俳句をたのしむ会〜
おくの細道の旅で松尾芭蕉が壺碑を訪れた際、千年前と変わらない様子を見て感動し、芭蕉の俳偕の理念「不易流行(ふえきりゅうこう)」が生まれるきっかけになったともいわれています。
本市には6月のあやめ俳句大会や10月の壺の碑全国俳句大会など、市民による俳句文化が根付いています。
そこで、文化の継承や俳句に親しむ機会として、俳人の神野紗希さんを講師に若者向けの俳句講座を開催します。
日時:10月13日(日)13時30分から
場所:市民活動サポートセンター大会議室
対象:中学生〜高校生(事前申込)
問合せ:市民文化創造課文化創造係
【電話】368-2084
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