■創立40周年をみんなでお祝い
9月27日、公益社団法人多賀城市シルバー人材センター創立40周年記念式典が文化センターでありました。
シルバー人材センターは、昭和59年に県内3番目のセンターとして創立されてから、今年4月に40周年の節目を迎えました。
現在、会員は507人で、会員の皆さんは、人生経験を活かし、庭木の剪定、草刈り、掃除、賞状書きなどで、積極的に地域で活動しています。
この日は、記念式典のほか、ステージ・アップの皆さんによる朗読会も開かれ、参加者は、名著などの朗読に耳を傾けていました。
■笑顔あふれた秋のおまつり
9月29日、大代南区町内会(橋本浩会長)主催による大代南区ふれあい祭りがありました。
例年、夏の時期に開催していたおまつりですが、暑さを避けたこの時期に大代地区公民館での開催となりました。
会場には、地区産の新鮮野菜や手作りバッグなどのフリーマーケット、空き缶釣りやピンポン投げゲームなど多世代で楽しめるコーナーの他、じゃんけん大会、歌や踊りのステージ発表もありました。
豚汁のお振舞いでは、みんなで舌鼓を打ち、秋のおまつりにふさわしいものになりました。
■認知症について深く知る機会に
9月30日、「令和6年度多賀城市認知症講演会」が市役所で開催されました。
公益財団法人宮城厚生協会坂総合クリニック医師の今田隆一さんから、認知症の基礎的な知識や、専門医の立場からの臨床例などをお話いただきました。
また、公益社団法人認知症の人と家族の会宮城県支部の認知症当事者と支援者からは、診断された時の思いや、現在取り組んでいる活動についてお話しがありました。認知症と診断されても「新しい出会いがあることがとてもうれしい」と、笑顔でいきいきと、自分らしく過ごされている姿が印象的でした。
■「防災」と「忘災」
東北市民バンド協議会主催による「絆づくりコンサート」は10月10日、本市出身の「歌う防災士しほママ」こと柳原志保さんを熊本県からお招きして鶴ケ谷住宅集会所で行われ、約60人が来場しました。
この日は、東日本大震災や熊本地震の経験から学んだ教訓を忘れずに伝える「忘災術」から、“自分で・家族と・地域で”できる防災の大切さを歌や体操を通して伝える「しほママの安心術」を披露しました。
来年2月11日には文化センターで忘災術について学べるイベントが開催予定です。参加してみてはいかがですか?
■光に浮かび上がる政庁南大路
「光の道Artプロジェクト」は9月5日、6日の2日間多賀城政庁跡で行われ、約5000人が会場を訪れました。
政庁南大路と城前官衙の一角などに多賀城創建1300年サポーターの皆さんと一緒にオリジナルライトやキャンドルライトなどを設置し、暗くなるにつれて浮かび上がる光の幻想的空間を作り上げました。
またアートプログラムではスカイランタン(R)の作成や多賀城の版画作家「あるがあく」さんのART作品「多賀城の木漏れ日」の展示も行われ、会場を訪れた人の目と心を楽しませていました。
■透明な世界に閉じ込める私の好きなモノ
9月7日と14日、大代地区公民館で、「ハンドメイド作家養成工房~レジンでつくる小さな世界~」が開催されました。
7日は親子連れなど11人が参加し、レジン雑貨づくり体験として、パーツの上にビーズなどのキラキラした素材を重ね、レジン*で固める工程を繰り返してキーホルダーを作りました。
講師のSakiさん(一般社団法人larugo代表)からは「インスピレーションでデザインし、好きな景色やモノを閉じ込めるとよい。」と作り方の指南を受けながら、参加者は自分だけの作品を作り上げました。
*レジン:光を当てることで硬化するつややかな透明の素材
■綺麗になった「興井」でおもてなし
9月21日、名勝「興井」環境美化活動がありました。今年、多賀城創建1300年の節目の年ということで、市内外から多くの人が本市を訪れています。
そこで、江戸時代から地域の中で守られてきた歴史遺産の名勝「興井」を美しい姿で見ていただくとともに、今後も地域に愛され憩いの場となるよう清掃活動を実施しました。
清掃当日はあいにくの雨模様でしたが、地域や東北緑化環境保全株式会社の皆さんのご協力などで、池の水を抜き、清掃しました。
これから訪れる皆さんを、綺麗になった「興井」でお迎えします。
■多賀城高校×八幡地区×東北福祉大で、見守りや防災についてフランクに話そう
9月21日、社会福祉センターで、地域の見守りや防災をテーマに、八幡地区の町内会長、民生委員、多賀城高校生および東北福祉大学生との懇談が行われました。
多賀城高校の津波伝承まち歩きの説明を受けた後、東日本大震災の被災体験、地域の見守り、防災訓練などを話し合いました。
話し合いの中で、「若い世代の地域活動への参加を促すには、地区に住んでいる中学生に参加を呼びかけることが将来的に有効」との高校生の意見が出され、参加者一同が共感していました。
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