多賀城ホットトピックス

11／38

■多賀城市から柔道で世界へ貢献!
独立行政法人国際協力機構JICA海外協力隊の事業によりラオスで柔道を指導する本市出身の菊地友輝さんが4月11日、深谷市長を表敬訪問しました。
子どもの頃から柔道を続けてきた菊地さんは、長年の柔道の競技経験を活かし、ラオス柔道連盟で柔道の発展・普及のため、学校や柔道教室での巡回指導やラオス代表選手の強化、指導者の育成に取り組む予定です。
菊地さんは「柔道の技術だけではなく精神についても伝えると共に、多賀城市とラオスの人をつなげる、かけ橋となるよう頑張ります」と意気込みを語ってくれました。5月中旬から2年間、現地で活動を行う予定です。

■おなかいっぱい召し上がれ
高崎こども食堂らっこ広場による「じゅわっとハンバーグランチ」は4月20日、みやぎ生協多賀城店で開催されました。
らっこ広場は「こどもが楽しく、おいしく、安心して、心もお腹もいっぱいになって帰る所」を目指して、市内各所でこども食堂や食材配布をしています。今回は11世帯29名の親子が参加してボランティアさんが作った肉汁たっぷりのハンバーグランチを楽しみました。
らっこ広場ではボランティアや食材の寄付を募集しています。地域のチカラで子育て家族や子どもたちを応援しましょう。

■楽しく体を動かそう!
「インクルーシブスポーツキャラバン2024in多賀城」は4月21日、さんみらい多賀城イベントプラザ(STEP)で行われ、140人が参加しました。
昨年度に引き続き、本年度も障がい者サポーターズGolazo!、尚絅学院大学、Sendai Forza、ベガルタ仙台、本市により障害の有無に関わらず、みんなが楽しめるスポーツイベントとして、本市を皮切りにスタートしました。
参加者は、イベントで出会った仲間とともに、ダンスをしたり、ボールを使ったりしながら、体を動かす楽しさを味わっていました。

■産官学の連携でよみがえる　陸奥国印
古代多賀城に置かれた陸奥国府で使用されていたとされる行政文書には欠かせないハンコ「陸奥国印」が、多賀城創建1300年記念事業の「陸奥国印復元プロジェクト」によりよみがえりました。
国印を復元するにあたり、仙台育英学園高等学校書道部の渡部さん(R6.3卒業)の協力により篆刻にて印影を復元いただいており、今後これをもとに鋳造作業を進める予定です。
また、この篆刻印をもとに市内立地企業との官民連携の取組として日本積層造形株式会社による最新の金属3Dプリンティング技術での国印の制作も実現しました。

■命の大切さを絵本に込めて
災害時に避難する大切さを描いた絵本「2人の天使にあったボク」の贈呈式が3月25日、八幡保育所で行われました。
絵本50冊を寄贈したのは、東日本大震災で当時6歳だった長女愛梨ちゃんを亡くした日和幼稚園遺族有志の会の佐藤美香さんです。
仙台白百合女子大学の学生と企画・制作した絵本を、市内の保育所や小学校などへ寄贈いただきました。
贈呈式では保育士による絵本の読み聞かせが行われ、子どもたちは真剣な表情で朗読を聞きながら命の大切さを学んでいました。

■“みず”からの命を守ろう
「令和6年春の交通安全市民総ぐるみ運動出発式及びみずからの命を守る作戦」が4月5日に行われ、市内交通安全関係団体約100人が参加しました。
参加者は、のぼり旗、ハンドボードの掲示や啓発品の水を配布するなどして、運転手や歩行者に「“みず”からの命を守ろう」と呼びかけました。
本市では、令和6年2月にこれまでの最長記録となる「交通死亡事故ゼロ3年間」を達成し、現在も継続しています。常に市民一人ひとりが交通安全の主役であることを自覚し、交通事故防止に努めましょう。

■シルクロードの名宝が多賀城に!
「世界遺産　大シルクロード展」が6月9日まで東北歴史博物館で開催されることに伴い、4月8日に開幕式が行われました。
2014年(平成26年)にユネスコの世界遺産「シルクロード：長安―天山回廊の交易路網」に認定されてから中国国外で行われる大規模な展覧会となっています。
遣唐使など日本との縁が深い唐時代を中心とした名品が展示されています。
この時代はちょうど多賀城創建の時代に該当します。
世界遺産の名宝が、今年創建1300年を迎えた多賀城の地を訪れた人の目を楽しませていました。

■「SHARE LOUNGE 多賀城」オープン
「SHARE LOUNGE 多賀城」は4月11日、多賀城駅北ビルA棟2階にオープンしました。
フリードリンク・フリーフードのあるカフェとして利用できるほか、落ち着いて作業できるブース席などのワークスペースが設けられ、多様化する働き方に合わせた場所が提供されます。
さまざまなイベントも開催される予定で、東北随一の文化交流拠点にふさわしい「自分らしさをカタチにする」コミュニティ作りや地域の担い手を創出する場所としても期待されます。

*皆さんの身近な話題を多賀城NOWに寄せてください。
地域コミュニティ課広報広聴係【電話】368-2092