まちの出来事や話題を紹介します
■[3/7、3/18]感謝と希望を胸に ~市内小・中学校卒業式~
3月7日、市内中学校で卒業式が行われ、計418人が学び舎を巣立ちました。岩沼西中学校(山田敦子校長)では、156人が卒業しました。
卒業生代表の加茂琉靖さんは「新型コロナウイルスの影響による制限がある中で不安と期待を胸に入学しました。初めて迎えた体育祭と合唱コンクールでは制限があった中でも、クラスごとに協力して取り組むことの楽しさを感じることができました。最終学年では、その2大行事で自分たちの姿を初めて保護者の皆さんに見せることができたのがうれしかったです。かけがえのない3年間を過ごすことができたのはたくさんの方に支えられてきたからです。
感謝の気持ちでいっぱいです」と話しました。
18日、市内小学校で卒業式が行われ、計383人が6年間過ごした学び舎を後にしました。岩沼南小学校(柴田新二校長)では、72人が卒業しました。
柴田校長は一人ひとりに卒業証書の授与を行い「最高学年としての自覚を持ち、学校のリーダーとして活躍しました。授業ではグループで対話し考えを深め、タブレット端末を使いプレゼンテーションの力を付けました。失敗を恐れず夢に向かって大きく強く歩んでください」と話しました。
児童による門出のことばでは、卒業生がステージに並び、お世話になった家族、先生方への感謝の気持ちを述べ「旅立ちの日に」を合唱しました。
■[3/8]被災してからの歩みとこれからの未来 ~ざっくばらん玉浦しゃべり会~
玉浦コミュニティセンターでコミュニティ支援事業情報交換会議「ざっくばらん玉浦しゃべり会」の最終回が開催され、東日本大震災で被災した玉浦西地区の住民や関係者など約50人が参加しました。
被災者への戸別訪問や地域づくりをサポートしてきたコミュニティ支援員の活動が令和5年度で終了するにあたり、発災から13年の活動の歩みやこれからのまちづくりについて、住民や関係者と意見交換をしました。
また、玉浦西まちづくり住民協議会は、能登半島地震で被災した方への支援のため、地区で義援金を募集し、集まった義援金は同協議会会長から市長へ手渡されました。
■[3/10、11]希望をともし、思いを手向ける ~希望の灯火(あかり)・献花台の設置~
3月10日、千年希望の丘相野釜公園で6回目となる東日本大震災の追悼行事「希望の灯火」が行われました。
慰霊碑に向かう園路には181個の灯ろうが並べられ、参列者が灯をともして亡き人や犠牲となられた方をしのびました。
11日には慰霊碑の前に献花台が設置され、約350人が献花に訪れて白菊を手向けました。
参列者は地震が発生した14時46分のサイレンに合わせて黙とうし、鎮魂の祈りをささげました。
■[3/12]将来の夢を考えよう ~夢☆あこがれ授業~
岩沼北中学校で「夢☆あこがれ授業」が開催され、いわぬま大使である俳優の西村まさ彦さんが、1・2年生に授業を行いました。
この授業は、子どもたちが将来の夢や目標を持つきっかけとしてもらうために実施しています。
西村さんは夢を叶えるためには「あきらめないこと」「自分を信じること」を大切に日々生活してほしいと生徒に熱く語りかけました。
授業に先立ち、いわぬま大使の委嘱状交付式も行われ「今後も岩沼のためにできることをしていきたい」と、引き続き令和10年3月31日まで大使を引き受けていただきました。
■[3/13]絵本の楽しさと喜びを ~絵本の読み聞かせ~
西子育て支援センターで「絵本の読み聞かせ」が開催され、乳幼児親子が参加しました。
読み聞かせボランティア「わくわく広場」による読み聞かせは、毎月第3水曜日に開催されています。
大型絵本『のりものいろいろかくれんぼ』や紙芝居『おまめくんぱちぱちー』などが読まれ、親子で絵本を楽しみました。
読み聞かせボランティアの嶋貫さんは「子どもは、初めは読んでいる言葉は分からないけれど、何回も読み聞かせることで覚えていきます。親子の触れ合いにもつながるので、お家でもぜひ読み聞かせをしてください」と話しました。
■[3/17]より詳しく、より楽しく ~岩沼市部活動支援事業~
中央公民館で岩沼市部活動支援事業(イラスト講座)が開催され、市内の中学生7人が参加しました。
部活動支援事業は、中学生に多様な学びを提供する場として開催しています。今回は、自分の「好き」を漫画で表現することを目的にタブレット端末で「CLIP STUDIO PAINT(クリップ スタジオ ペイント)」というアプリを用いて、思い思いの漫画を描きました。
参加した生徒は「デジタルに苦手意識があったが、今日の講座でそれがなくなった」「とても分かりやすく、新しいことを学べてうれしい」と話しました。
■[4/1]新たなスタート ~放課後児童クラブ新分室完成~
西児童センター放課後児童クラブ分室「ひだまりクラブ」が4月1日に開所し、市長が児童を出迎えました。
当施設は、これまで分散していた分室の3クラブを集約し安定的な児童の受け入れを図るため、子育てしやすいまちづくりの一環として岩沼西小学校敷地内に新たに整備されました。
今後、放課後などにおける児童の安全な生活の場となります。
保護者と一緒に来所した児童は「新しくてきれい」「小学校から近くて安心」「早くここで遊びたい」と目を輝かせて話しました。
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