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令和6年度 施政方針(3)

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宮城県川崎町

◆土地改良振興
古関・小沢地区は、令和8年度の面整備完了に向け、事業主体である宮城県をはじめ、土地改良区や地域の皆様と意思疎通を図りながら、円滑に推進されるよう支援していきます。
また、関係者の皆様と担い手の確保等に関する意見交換を重ねながら、龍雲寺前地区ほ場整備事業の実施に向けた可能性を検討していきます。
農業用施設は、国や県の補助金を活用しながら、ため池における水難事故の防止と老朽化対策を行います。また、用排水路の安定した通水機能を確保するため、清水河原地区用水路の整備事業を継続していきます。
なお、多面的機能支払交付金事業は、制度の啓蒙や助言を行いながら、集落活動を後押しするとともに、新規地区の加入に向けた支援に努めていきます。

◆農村型地域運営組織の形成推進事業(支倉地区)
中山間地域では、高齢化・人口減少の進展により、農地や水路などの保全・買い物・子育てなど集落維持に必要な機能が弱体化していくことが今後の大きな課題です。
このため、地域が一体となり、地域コミュニティを維持・強化することを目指し、地域で暮らしている人々を中心とした協議組織の設立等に向けた取り組みを支援していきます。

◆林業振興
町有林の生育状況等に応じた森林の整備・育成事業を計画的に推進するとともに、林道や作業道等の維持管理に努めていきます。
また、私有林の整備や、木材利用の普及啓発等にあたっては、森林環境譲与税を効果的に活用しながら、事業の推進体制を強化し取り組んでいきます。

◆下水道事業
老朽化した各下水道施設の改築や更新等の長寿命化を計画的に実施し、施設全体の最適化を図っています。
令和6年度、大針中継ポンプ場電気設備更新工事などを計画しており、年度内早期発注に向けて必要な作業を進めていきます。
また、下水道事業は令和6年4月1日から公営企業化します。
今後は、公営企業会計による財務諸表を分析しながら、経営の安定化を図り、持続可能な下水道事業に取り組んでいきます。

◆上水道事業
老朽化した各上水道施設の改築や更新を計画的に実施していきます。令和6年度は、令和5年度より着手した青根浄水場川音川導水管更新工事を引き続き施工し、安全・安心な水を安定的に供給できるよう、事業を計画的に実施していきます。

◆町営住宅建て替え事業
第2期工事として、平成30年度より町営伊勢原住宅建て替え事業に着手しており、中原住宅跡地に北川原山住宅と同様の1棟2世帯型住宅を建築中です。現在4棟目を建築中で、6世帯の移転が完了しています。
令和6年度は、老朽化に伴う北原住宅の屋根改修工事をこれまでと同様に国からの交付金を活用しながら、住宅の維持・修繕を計画的に進めていきます。

◆学校給食費負担軽減措置の継続実施
令和5年4月から小中学校の学校給食費を無償化し、大変ありがたいとの声をいただいています。
また学校給食の米飯は、川崎町産のひとめぼれが提供されています。昨年11月には新米に切り替わり、児童生徒からも好評を得ています。
学校給食費の無償化を継続し、安心安全な給食が提供できるよう努めていきます。

◆生涯学習
町民の声を聴きながら、時代に沿った生涯学習活動の推進、スポーツ及び芸術文化活動の支援に取り組んでいきます。特に、当町の自然や伝統・文化、人材等の資源を生かしながら、郷土を愛し、その発展に尽くそうとする意欲などを育む社会教育の推進に努めていきます。
また、体育協会やスポーツ少年団などと連携を深めながら、気軽にスポーツに親しむことができるように推進していきます。なかでも「川崎レイクサイドマラソン」は、これまでを振り返り、改善を図りながら、町の活性化につながるよう取り組んでいきます。

◆川崎小学校の建て替え
複数の学校を視察して、構想を練っており、3月には、町民や保護者の代表などによる検討委員会を立ち上げ、これまでの経緯や現状の説明を行っていきます。
学校の建て替えの具体的な方向性を検討していくとともに、町全体の将来的な予算収支のバランスを含めて検討していきます。

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