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自治体の皆さまへ

特集 ひがまつミールde 健康エール(1)

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宮城県東松島市

健康の3本柱は「栄養・運動・休養」
しっかりとした食事、適度な運動、質の良い睡眠で健康なからだを保ちましょう

東松島市は、海と大地の食材に恵まれた地域です。その食材を料理してできる食事(ミール)をいただき、私たちのからだはつくられます。食べることは生きること。食の恵みとそれらを支える人々への感謝は尽きることはありません。市民の皆さんの健康的な食生活をまちぐるみで応援(エール)する。それが『ひがまつミールde健康エール』です。
今月号では、6月の食育月間にちなみ、本市の「食育の活動」について特集します。

■~東松島市食生活改善推進員会の活動を紹介~
食生活改善推進員会(以下、食改)は、地域のヘルスボランティアとして、バランスの良い食事の普及啓発、減塩活動などの地域活動を行う団体です。
コロナ禍以降は、活動を制限せざるを得ない中、デジタルを取り入れた啓発活動を行うなど非対面での新しい食生活改善活動を実践してきました。
また、シトラスリボンプロジェクトに賛同し、小学校の教職員や児童へ手づくりリボンを寄贈することでコロナ差別や偏見防止の呼びかけとともに、健康な食生活の啓発を併せて行うなど、コロナ禍においても状況に応じた地道な活動を展開し活動の幅を広げている点が評価され令和5年11月6日に「令和5年度みやぎ食育奨励賞」を受賞しました。
会の活動について、鈴木ヤス子(すずきやすこ)会長、櫻井貴美子(さくらいきみこ)副会長、尾形(おがた)かよ副会長にお話を伺いました。

◆東松島市食生活改善推進員会 〝食改"活動で健康エール
▽Q and A
Q.食改さんは普段はどんな活動をしているのですか?
A.鈴木会長
「私たちの健康は私たちの手で」という合言葉のもと、自分の家族と地域の皆さんの健康的な食生活を支えるボランティア活動をしています。

Q.今回の受賞ポイントである「活動のデジタル化」を実践することになった経緯について教えてください
A.尾形副会長
東松島市が「誰一人取り残さない」持続可能なまちづくりを推進しており、その中でデジタル化した食育活動も推進しているという環境がありましたので、そこがデジタル化の活用で頼りになりました。私たちの年代で若い人達と触れ合う機会は多くは持てないので、若い人が良く利用するスマホで何かできたらいいなと考えました。

Q.スマホなどのコミュニケーションツールの導入で会員の活動に変化はありましたか?
A.鈴木会長
役員間の情報伝達や相談がスムーズになり、心の距離が近づいた気がします。また、昨年ソフトバンクさんのご支援で研修を受講し、そこで学んだことを活かして、スマホ写真で食事の適量を伝えるなど、言葉のみならず写真などでも健康情報を共有できる便利さを実感しています。

Q.次世代を担う子どもたちへの食文化の継承にも力をいれていますね。
A.櫻井副会長
鳴瀬桜華小学校や矢本東小学校の食育活動をはじめ、様々な機関と連携して食育活動を実施しています。〝おうちではできない体験ができた〟と、子どもたちも楽しく学んでおり、活動を通じ地域の産物や食文化への理解を深めることができています。

Q.地域の方々との交流も励みになりますね。
A.鈴木会長
もちろんです。地域の身近な存在として、〝食改さん〟と気軽に呼びかけられることを嬉しく思っています。減塩の普及をはじめ、地域住民へ心身の健康維持を伝える活動を実施しており、地区の実情をよく知り、住民に寄り添った草の根活動を、今後も心掛けていきたいと考えています。

問合せ:健康推進課予防健診係
【電話】内線3118

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