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【特集】地球温暖化 明日への選択(2)

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宮城県栗原市 クリエイティブ・コモンズ

■ゼロカーボンシティ宣言
政府が打ち出したカーボンニュートラルの方針を受け、市では、2月に「栗原市ゼロカーボンシティ宣言」を行いました。これは地球温暖化による気象災害が増加することや、激しさを増すことが予測される中、未来の世代に「豊かな美しい栗原」を引き継ぐため、令和32年までに二酸化炭素排出量実質ゼロの実現に向け、挑戦することを宣言したものです。
そこで、市では環境省が推進するゼロカーボンアクション30を基に「ひとりひとりができるくりはらエコチャレンジ」を作成し、市民や市内事業所での取り組みを推奨しています。

◆ひとりひとりができるくりはらエコチャレンジ
「ひとりひとりができるくりはらエコチャレンジ」では、地球温暖化防止に向けた取り組みを30項目にわたり紹介しています。その中から一部を紹介します。

▽地域環境と調和した再生エネルギーに
太陽光発電など、二酸化炭素を排出しない再生可能エネルギーの発電では、地域環境の保全や、安全を確保した導入が求められます。
市には、再生可能エネルギー発電に関する条例があります。設置を検討する際は、市ウェブサイトを確認してください。

▽環境にやさしい自動車へ
電気で走る電気自動車(EV)や、充電した電気とガソリンを組み合わせて走るプラグインハイブリッド車(PHEV)などは、二酸化炭素排出量の削減につながる自動車です。
市では、購入費用の一部を補助しています。補助制度など詳しくは、市ウェブサイトを確認ください。

▽食品ロスをなくす
まだ食べられるのに捨てられてしまう「食品ロス」は、日本で年間約472万トン発生しています。これは国民1人当たりに換算すると、毎日おにぎり1個分の食品を捨てていることになります。
「食べきれる量」を購入したり注文することで食品ロスが減り、ごみの減量につながります。

◇くりはらエコチャレンジの実践
節電・節水でエネルギーを節約する、リサイクルなどでごみを減らす、間伐材製品を購入して森林の育成に貢献するなど、環境に優しい取り組みは、地球温暖化防止につながります。
一人一人ができることから地球温暖化の防止に取り組むことが大切です。「くりはらエコチャレンジ」の内容など詳しくは、市ウェブサイトを確認してください。

問合せ:市民生活部環境課
【電話】22-3350

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