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まちの話題(2)

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宮城県栗原市 クリエイティブ・コモンズ

■春の陽気に誘われて
4月13日(土曜日)から14日(日曜日)にかけ、市内各地で桜まつりが開催されました。
このうち、13日に瀬峰五輪堂山公園で開催された「第38回栗原市せみね桜まつり」では、ラジオ局の公開録音が行われ、人気芸人によるお笑いステージの他、歌謡ショーなども行われ、観客からたくさんの拍手が送られました。
また、14日に開催された「2024つきだて桜まつり」では、会場となった薬師山児童公園に屋台や縁日コーナーが出店し、子どもたちの楽しそうな声が響きました。その他、5年ぶりに「第5回全日本伊達なつき男・つき女決定戦」も開催され、小学生から大人までの男女約60人が、薬師山の急な上り坂を必死に駆け上がり、白熱したレースを繰り広げました。
この他、同日に開催された「若柳桜まつり」では、ピンク色に染まる迫川の堤防沿いを懐かしいボンネットバスが走り、乗車した家族連れなどが、車窓から満開の桜並木を楽しみました。また、祭り期間中、夜桜のライトアップも行われ、幻想的な光景が川面を照らしました。

■長寿100歳おめでとうございます
4月15日(月曜日)に吉田 貞子(よしだ ていこ)さん(金成沢辺上)が、5月1日(水曜日)に佐藤 きよ子(さとう きよこ)さん(金成小堤)が、2日(木曜日)に菅原 喜市(すがわら きいち)さん(栗駒上小路上)が100歳を迎えられました。
吉田さんは、孫やひ孫などに会うことを楽しみに好きな読書をしながら、日々を過ごしています。
佐藤さんは、入所する福祉施設の催事で得意のおいとこ節を披露し、人々を笑顔にしています。
菅原さんは、体を動かし、三食きちんと食べることが大切と長寿の秘訣を語りました。

■自身の経験で移住者を応援
4月15日(月曜日)、移住定住コンシェルジュの委嘱状交付式を行いました。
移住定住コンシェルジュは、栗原市へ移住を検討している人たちに向け、先輩移住者として自身の経験に基づくアドバイスなどをする他、移住後の相談役としても移住者の心強い味方として、活躍しています。
交付式では、佐藤市長から28組42人に委嘱状が交付され、このうち5組7人が新たに移住定住コンシェルジュの仲間入りをしました。

■国道398号冬期閉鎖解除
4月25日(木曜日)、国道398号の冬期通行止めが解除され、約5カ月ぶりに通行が再開されました。
国道398号は、東北を横断する道路として栗原市と秋田県湯沢市を結び、観光や物流、災害時の緊急輸送などに重要な役割を持つ路線です。
栗原市と湯沢市双方に設置されているゲートが正午に開放されると、この時を心待ちにしていた人たちが、さっそく通行を開始し、新緑と山あいの涼しい風を感じながら、それぞれの目的地を目指して行きました。

■幼君を守りぬいた功績を後世に
4月29日(月曜日)、一迫地区真坂商店街などを会場に「第69回政岡まつり」が開催されました。
この祭りは、伊達騒動を題材にした歌舞伎演目「伽羅千代萩(めいぼくせんだいはぎ)」に登場し、命を狙われた伊達藩の幼君を守り養育した乳母「政岡(まさおか)の局(つぼね)」の功績をたたえるもので、真坂館の領主である白河家の夫人がモデルといわれています。
祭りでは、政岡の局役と幼君役を乗せた山車が巡行された他、八ツ鹿踊りや仙台すずめ踊りなども披露され、祭りを華やかに盛り上げました。

■迫力の発砲演武を披露
5月5日(日曜日)、300年以上続く伝統行事の「花山鉄砲まつり」が開催されました。
この祭りは、江戸時代にこの地を治めた領主の奥方が、病弱な幼君の健康を領内の神社に祈願したところ、その効果が顕著に表れたことから、鉄砲組に礼砲を打たせたのが起源とされます。
祭り当日は、鉄砲組12人が太鼓の合図に合わせて陣形を変え、火縄銃の発砲演武を披露すると、会場に集まった約2,800人の観客は、響きわたる発砲音に歓声と拍手を送りました。

■笑顔あふれるマインパーク
5月4日(土曜日)と5日(日曜日)の2日間、鶯沢地区の細倉マインパークで「細倉マインパークGW春まつり」を開催しました。
5月の大型連休中のイベントとあって、会場には、大勢の帰省客が来場し、観光坑道の見学の他、特設の縁日コーナーやヒーローショーなどを楽しみました。また、砂金採りコーナーや555メートルの長さを誇るスライダーパークも人気を集め、会場にはたくさんの人々の笑顔があふれていました。

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