各地区の催しを、毎月5地区ずつ紹介します。
取材を希望する場合は、催しを開催する2カ月前までに、市政情報課(【電話】22-1126)へ連絡してください。
■伊豆沼・内沼の生態系を守る
6月2日(日曜日)、伊豆沼で生態系を守るため、外来魚の繁殖を減らす活動が行われました。
この活動は、平成16年に結成されたボランティア組織「バス・バスターズ」と、宮城県伊豆沼・内沼環境保全財団が共同で実施したもので、ブラックバスが繁殖期を迎える毎年5月と6月に駆除活動を行っています。約30人の参加者は、すくい上げた三角網の中にブラックバスの稚魚がいないか入念に確認した他、人工産卵床に卵を産んでいないか確認作業を行いました。
■伝統の藍色を楽しむ
5月25日(土曜日)と26日(日曜日)、栗駒地区の愛藍人(あいらんど)・文字(もんじ)を会場に「藍フェア2024~未来へのあかり~」が開催されました。
会場では、栗駒文字地区で受け継がれてきた日本最古の染色技法「正藍染(しょうあいぞめ)」を用いた作品の展示や、藍染商品の販売が行われ、訪れた人たちは作品の素晴らしさに感嘆の声をあげていました。
また、同地区産の行者ニンニクを使った加工品販売や、苔テラリウムと苔玉の制作体験教室も行われ、人気を集めていました。
■細倉地区に旧車が集結
6月2日(日曜日)、細倉マインパークで「第22回小さな町の小さなカーフェスタ」が開催されました。
時代を彩ってきた車の数々が集結するこの催しは、毎年県内外から大勢の旧車愛好家が集まります。ずらりと並んだ車両の前では、写真撮影をしたり、所有者に整備の秘訣を熱心に聞いたりする人の姿が見られました。
会場では昔懐かしい自動車グッズや部品などを販売するフリーマーケットも実施され、活気にあふれていました。
■火遊びしないお約束
5月28日(火曜日)、金成幼稚園で「幼年消防任命書交付式」を開催しました。この催しは、幼少期から火災の予防や防災に対する正しい習慣を身に付けてもらおうと、市内各幼稚園で開催しています。
交付式で園児たちは「火は生活に役立つ一方で、火事にもつながる」と園長から教わり、真剣なまなざしで聞き入りました。
また、4歳児の代表園児2人に市消防署東分署長から任命書が手渡され「火遊びをしません」と元気よく誓いました。
■花山の持続的な発展を目指し
5月30日(木曜日)と6月6日(木曜日)、花山石楠花センターで「花山地区活動・体験コンテンツ活動共有会」が開催されました。
花山地区の観光による持続的な発展と、課題や目標、活動事例の共有を目的にしたこの会は、今回が初開催。花山地区で活躍する11団体が、工夫を凝らした活動事例の数々を発表しました。
参加者は、異業種の成果を参考にしようと熱心にメモを取り、花山地区と自身の活動の今後について考えを深めました。
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