■予防
◆食事
糖尿病を予防するためには、さまざまな食材を組み合わせた、バランスのよい食事を適量取ることが大切です。
○栄養バランスが大事
主食(ごはん、パンなど)、主菜(肉、魚など)、副菜(野菜、キノコなど)を毎食そろえることで、血糖値の上昇が緩やかになります。
○食事はきちんと規則正しく
1日3回、規則正しく食べることで、血糖値の急激な上昇や低下が起きにくくなります。
○よくかんで、ゆっくり食べる
早食いや食べ過ぎを防ぐためにも、よくかんで、ゆっくり食べましょう。
◆運動
運動には「血液中のブドウ糖を消費して血糖値を下げる」「肥満を解消し、筋肉などでのインスリンの働きを高める」といった効果があります。自分に合った運動を、暮らしの中に取り入れましょう。
運動で最も取り組みやすいのはウォーキングです。また、ブドウ糖の消費先である筋肉のトレーニングも効果があります。運動は苦手という人は、日常生活で小まめに体を動かすことが効果的です。今より10分多く体を動かすことを目標に、少しずつ活動量を増やしましょう。
※詳しくは本紙をご確認ください。
◆喫煙
喫煙はインスリンの働きを妨げ、血糖値を上げます。
◆飲酒
アルコールには糖質カットのものもありますが、アルコール自体が高カロリーです。過度な飲酒は、糖尿病の発症リスクが上がります。
◆歯の健康
歯周病と糖尿病の進行は、互いに深く関連しています。
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