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令和6年度 当初予算

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宮城県角田市

市議会第426回定例会が開催され、令和6年度予算が可決されました。一般会計は153億5400万円で、前年度当初予算と比較すると18億5700万円、13・8%の増となりました。一般会計、特別会計、企業会計を合わせた全会計の予算総額は、262億2788万円で、前年度と比べ7・8%の増となっています。

詳細は市HPをご覧ください。

◆会計の区分市の予算には「一般会計」「特別会計」「企業会計」の3つの区分があります
・一般会計…市会計の中心で、行政を運営するための基本的な経費を計上したものです。
・特別会計…特定の事業を行うために、特定の収入を特定の支出に充てるため、一般会計と区別されているものです。
・企業会計…法律によって自治体でも収益事業を行うことが認められた会計です。

◆当初予算の編成方針
防災・減災構想に掲げるインフラ整備や、公共施設の老朽化対策として阿武隈急行線緊急保全整備や橋りょうの補修などの重点事業に、限られた一般財源を優先的に配分することを基本方針に予算編成を行いました。

▽歳入
税収および税外収入(ふるさと納税寄附金など)の確保に全力を挙げるほか、国県補助金や基金の有効活用などにより財源を確保します。

▽歳出
すべての事業を徹底的に見直し、保育料および学校給食費の完全無償化など、より政策効果の高い事業を優先させるとともに、防災・減災構想を推進するための投資的事業の拡充を図りました。

◆一般会計の主な増減(前年度比)
▽歳入
主な増は、繰入金(9億7866万円・ふるさと応援基金繰入金の皆増など)
主な減は、諸収入(3620万円・学校給食費納付金の減など)、分担金および負担金(2620万円・橋りょう整備事業負担金の減など)

▽歳出
主な増は、その他の経費(6億1017万円・ふるさと応援基金積立金の増など)
歳出は昨年度に比べ増加したことから、今年度も財源不足が生じ、7億6500万円を財政調整基金から取り崩して補います。

◆一般会計

≪グラフ内の用語説明≫
▽歳入
・市税…市民税や固定資産税・都市計画税などの、市が徴収する税金です。都市計画税は、都市計画事業などに充てられる税金で、入湯税は、観光施設の維持管理に充てられます。
・繰入金…財政調整基金(※)などからの繰入金です。
※財政調整基金…財源が著しく不足した場合など年度間の財源の調整に使う基金。
・寄附金…個人や法人などから寄附されるお金です。ふるさと納税寄附金や企業版ふるさと納税寄附金などがあります。
・市債…公共施設の整備や財源不足を補うため市が長期に借り入れるお金で、令和6年度末一般会計市債残高の見込みは156億9,165万円です。
・国庫支出金…国から使用目的を特定して交付されるお金です。
・県支出金…県から使用目的を特定して交付されるお金です。
・地方譲与税…自動車重量税などの国税の一部が地方公共団体に譲与されるお金です。

▽歳出
・人件費…職員の給料や議員の報酬などに使うお金です。
・扶助費…児童手当や生活保護などの給付に使うお金です。
・公債費…市の借金である市債の返済などに使うお金です。
・普通建設事業費…道路や施設などの建設・整備に使うお金です。
・物件費…施設の管理や事務の委託などに使うお金です。
・補助費等…一部事務組合負担金や補助金に使うお金です。
・繰出金…介護保険事業などの特別会計へ支出するお金です。
・その他の経費…施設の維持補修や出資・貸し付けなどに使うお金です。

●基金の状況(残高見込)(単位:万円)

※基金の年度末残高は、予算額に基づく見込み額です。

◆特別会計(総額72億626万円)と企業会計(総額36億6,761万円)の予算額
○国民健康保険事業特別会計 34億8,221万円
国民健康保険の事業を行う会計です。今年度予算額は保険給付費などの減で、前年度より0.5%の減となりました。

○産業用地造成事業特別会計 58万円
産業用地の造成事業を行う会計です。今年度予算額は、産業用地造成費の皆減によって、前年度より99%の減となりました。

○東根財産区特別会計 51万円
東根財産区の管理を行う会計です。今年度予算額は財産費などの増で、前年度より2.0%の増となりました。

○後期高齢者医療特別会計 4億4,593万円
75歳以上の人などが加入する後期高齢者医療制度の窓口業務、保険料徴収事務などを行う会計です。今年度予算額は後期高齢者医療広域連合納付金などの増で、前年度より10.3%の増となりました。

○介護保険特別会計 32億7,703万円
介護保険の事業を行う会計です。今年度予算額は保険給付費などの増で、前年度より1.8%の増となりました。

○水道事業会計 14億639万円収益的
支出:10億5,293万円
資本的支出:3億5,346万円
水道事業の経営を行うために設けられた企業会計です。収入の大部分は水道料金で、収益的支出の主なものは仙南・仙塩広域水道からの受水費、資本的支出の主なものは水管橋長寿命化工事費です。今年度予算額は取水施設撤去工事費等の減などで収益的支出は前年度より3.0%の減、水管橋長寿命化工事費の減などで資本的支出は前年度より19.0%の減となりました。

○下水道事業会計 22億6,122万円
収益的支出:10億6,723万円
資本的支出:11億9,399万円
下水道事業(公共下水道事業および農業集落排水事業)の経営を行うために設けられた企業会計です。収益的支出の主なものは、施設の維持管理費と支払利息、資本的支出の主なものは、汚水・雨水処理施設の建設改良費と企業債償還金です。今年度予算額は、内水浸水想定区域図策定業務委託料の増などで、収益的支出は前年度より10.1%の増、裏町排水区実施設計書作成業務委託料の増などで、資本的支出は前年度より2.0%の増となりました。

問い合わせ:財政課
(【電話】63-2113)

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