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自治体の皆さまへ

みんなで取り組もう 交通安全(3)

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宮崎県えびの市

■改正道路交通法が2年以内に施行されます
16歳以上の利用者を対象に、自転車の交通違反に対して、反則金の納付を定めること(通称:青切符)などを含めた改正道路交通法が、今年5月に可決されました。青切符の対象になるのは、一時不停止や運転中の携帯電話使用等を含めた113の違反行為で、取り締まりの対象年齢は16歳以上となっています。
また、11月1日から、自転車の酒気帯び運転に罰則(3年以下の懲役または50万円以下の罰金)が新設されるほか、運転中の携帯電話の使用が一律禁止となり、罰則が強化されます(6カ月以下の懲役または10万円以下の罰金。実際に危険を生じさせた場合は、1年以下の懲役または30万円以下の罰金)。

■自転車保険に加入しましょう
自転車保険への加入は、令和3年4月1日から「宮崎県自転車の安全で適切な利用の促進に関する条例」で義務化されています。
自転車による交通事故でも、自転車の運転者に多額の損害賠償が生じる恐れがあります。過去には、兵庫県で小学生が加害者となった事故に対し、9521万円の高額賠償が求められた事例も発生しています。
自転車保険には、単体の保険のほか、自動車保険などに特約で付帯できるもの、インターネット等で手軽に加入できるものなど、さまざまな種類があります。万が一に備えて、自転車損害賠償責任保険等に加入しましょう。

▽加入義務対象者
・自転車利用者(未成年除く)
・保護者(監護する未成年者が自転車を利用する場合)
・事業者(事業活動で自転車を利用する場合)
・自転車貸付業者(貸し付けに供する自転車)

■自動車運転時の注意点
自動車は、私たちの生活にとって便利で欠かせないものですが、ドライバー自身や同乗者、歩行者の命を守ることを意識して運転しましょう。

1.シートベルトを着用しましょう
▽非着用は違反点の対象に
車を運転する際、同乗者(助手席、後部座席)は、シートベルトを着用しなければなりません。シートベルトの非着用は一般道路での後部座席の場合を除き、違反点の対象です。

▽後部座席でも着用を
令和5年の調査では、運転席、助手席の着用率は97%を超えていますが、後部座席は一般道路で43.7%、高速道路で78.7%となっています(警察庁・JAF合同シートベルト着用状況全国調査結果より)。後部座席のシートベルト非着用時の致死率は、シートベルト着用時の約25.9倍と、とても高くなっています。運転する際は、必ずシートベルトを着用しましょう。


参照:警察庁ホームページ

2.子どもを乗せるときは、チャイルドシートを使用しましょう。
チャイルドシートを使用しない幼児を乗せて運転した場合、罰則や反則金はないものの、運転者に違反点が1点つきます。
チャイルドシートの着用義務期間は、6歳未満の幼児となっていますが、シートベルトの規格は身長140cm以上となっているため、6歳以上の子どもでも身長などを考慮して、チャイルドシートを使用しましょう。
チャイルドシートを選ぶときは、いずれかの認証マークがあるものを選び、子どもの体格に合ったものを利用しましょう。

▽チャイルドシートの種類
乳児用:
・体重…10kg未満
・身長…70cm以下
・年齢…新生児~1歳くらい
幼児用:
・体重…9~18kg以下
・身長…65~100cm以下
・対象…1~4歳くらい
学童用(ジュニアシート):
・身長…150cm以下
・対象…・4~12歳くらい
※対象の体重、身長、年齢は目安です。

▽認証マーク
国土交通省で定めた安全性の基準に適合したチャイルドシートには、次のような認証マークが表示されています。「自」と表示されている場合もあります。
(1)法規番号
(2)チャイルドシートの種類
(3)対象となる子どもの体重範囲
(4)当該装置を認可した国番号(日本は43)
(5)当該装置認可番号

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