■子育て・保育が楽しくなる!
マジックと音楽と絵本のコンサート
7月2日、町立文化会館で、三股町保育会主催の「マジックと音楽と絵本のコンサート~子育て、保育が楽しくなる3つの魔法~」が開催されました。
三股町保育会(平川達郎(ひらかわたつろう)会長)は、毎年、加盟する園の職員を対象に講演会などを企画してきましたが、加盟している園以外の職員とその家族など、子育てに関わる人が幅広く来場できるよう、対象を広げて開催しました。
今回は、ミュージシャン・マジシャン・翻訳家として活躍する大友剛(おおともたけし)氏を招き、マジック、音楽や絵本を使ったコンサートを開催。観客を巻き込みながら披露されるパフォーマンスに、会場は笑顔に包まれました。
■「諸県」の絆、物産交流へ
大崎町で物産交流イベント
7月14日、鹿児島県曽於郡大崎町の「セントロランド道の駅あすぱる大崎」で、「MOROKATA FES」が開催され、町物産館よかもんやが出店しました。これは、両町が明治初期まで、同じ「日向国諸県群」に属していたこと、「平成の大合併」で独立の道を選択したことなどの共通点から企画したものです。
よかもんやは、大崎町ふるさと特産品振興事業協同組合との交流をきっかけに、同町で行われるイベントでの特産品PRや、事業者との物産交流を継続的に行ってきました。今回はバイオ茶、みまたんごまなどの定番の特産品に加え、「さちみちる生ハム工房」の生ハムなどを販売し、PRしました。
■東日本大震災の教訓を
映画「星に語りて」上映会
7月21日、町立文化会館で映画「星に語りて」の上映会が開催されました。この映画は、約1870カ所の障害者事業所が加盟する団体「きょうされん」が製作した映画で、東日本大震災における障害のある人と支援者の姿を描いたものです。今回の上映会は、「映画『星に語りて』上映実行委員会」(大村(おおむら)なつみ実行委員長)が主催したもので、「能登半島地震復興支援映画会」として開催したものです。
6月9日に都城市ウェルネス交流プラザで上映会を開催し、今回が2回目となった上映会。両会場合わせて700人以上の来場者が映画を鑑賞しました。上映会の益金や集まった募金は、能登半島地震の被災地に届けられます。
■チャレンジ体験教室
めがね橋でカヌー体験
7月27日、土曜学習事業「チャレンジ体験教室」で、カヌー体験教室を行いました。これは、みまたチャレンジ総合クラブが企画・実施している町の委託事業で、町内の小学4年生以上の児童を対象に、地域の人材や豊かな社会資源を活用した体験学習活動を提供することを目的に毎年実施しているものです。体験は梶山橋(めがね橋)周辺で行われ、講師が安全上の注意、カヌーの漕ぎ方について説明した後、参加児童30人がカヌーの体験をしました。
「最初はくるくる回ったり、ひっくり返ったりしてしまったけれど、少しずつ上手に漕げるようになってうれしかったです」
参加者 砂川敬一朗(すなかわけいいちろう)さん(三股小4年)
■夏休みの環境教室
LEDランタン工作教室を開催
8月5日、町武道館で児童・親子向けのLEDランタン工作教室を開催しました。
これは、身近なものを題材にして省エネルギーなどの環境意識を高めてもらおうと、パナソニック(株)が実施する出前授業を活用して開催したものです。教室には児童23人と保護者が参加。電気の歴史や発電の仕組みなどに関する説明を行った後、LEDライトと木製の工作キットを使ってランタンを製作しました。参加者は完成したランタンの出来に笑顔を見せていました。
「ランタン作りが楽しかったです。作ったランタンを家でつけるのが楽しみです」
参加者 木下來々(きしたらら)さん(三股小4年)
■脱炭素社会の実現に向けて
脱炭素きゅうなん隊と協定締結
8月19日、町役場で、町と「三股町脱炭素きゅうなん隊」((株)九南、米良電機産業(株)、パナソニック(株)の3社を中心に構成される事業者グループ)との間で結ぶ、包括連携協定の締結式を行いました。
本町は、町全体の脱炭素化実現に向けて、令和4年10月に「三股町ゼロカーボンシティ宣言」を表明。地域の視点で地球温暖化防止に取り組むこととし、実施事業の発案段階から民間事業者による提案を募り、応募のあった中から「三股町脱炭素きゅうなん隊」の提案を採択しました。
本協定の締結を機に、公共施設をはじめ町全体の脱炭素化実現に向けて取り組むため、事業者などと連携を深めていきます。
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