みらいの宮崎を創る人フォーカス VOL.13

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くしま　たいせい　さん
全国小学生バドミントン選手権大会3連覇

『勝ちたいという思いを胸に小学1年生から練習を重ねる』

小学生のバドミントン日本一を決める「全国小学生バドミントン選手権大会」。毎年冬に行われるこの大会で、小学4年生から優勝を重ね、3連覇を成し遂げたのが串間太政さんです。串間さんは、小さい頃から体が動かすことが好きで、さまざまなスポーツをしてきました。兄や姉がしていたバドミントンを見ているうちに興味を持ち、ジュニアチームのUNAID宮崎に加入。小学1年生から本格的に練習をスタートさせ、翌年夏に行われた全国大会の小学1・2年生の部で優勝するなど、競技を始めたころから強さの片りんを見せていました。「チームに入ってからほぼ毎日練習しています。負けず嫌いで、勝ちたいという思いがあるから続けられます。実力が上の人に勝てると自信につながります」と串間さん。普段からどうすれば勝てるのかを動画配信サイトを見て研究しているのだそうです。串間さんの勝ち筋をたずねると「レシーブが得意。ラリーに持ち込んで相手の体力を削り、得点につなげることが多いです」と答えてくれました。串間さんの3連覇という結果は、国内トップの奈良岡功大選手も成し遂げたこと。同じ結果を出せたことが、今後の支えになりそうです。「4月から福島県の中学校に進学します。意識の高い強い人たちにもまれて成長したいですし、12年後のオリンピックに出場して活躍したいです」と力強く語ってくれました。

・小学校卒業後は福島県のバドミントン強豪校に進学する串間さん。「みんなに応援してもらえる選手になりたい」と話してくれました。
・昨年8月に行われた全国小学生ABCバドミントン大会のAグループで優勝した串間さん。

≪プロフィール≫
小学1年生からバドミントンのジュニアチームUNAID宮崎に所属し、2年生のときに全国小学生ABCバドミントン大会の1・2年生の部で優勝。冬に開催される全国小学生バドミントン選手権大会では、小学4年生から6年生まで毎年優勝を果たし、3連覇を達成。4月からは福島県のバドミントン強豪校ふたば未来学園に進学。