◆トピックス #1
台風シーズンを前に 消防・警察土砂災害救助合同訓練
本格的な台風シーズンを前に、北消防署東分署と県警機動隊は6月11日(火)に宮崎港内の港湾施設用地で土砂災害を想定した合同訓練を実施しました。近年、台風による洪水や地震による土砂災害が頻発しています。土砂災害に巻き込まれた要救助者は緊急度・重症度が高く、関係機関と協力した効率的な救助活動が求められています。訓練には、市消防局の北消防署東分署の隊員や県警察本部の機動隊員など約40人が参加。大雨で土砂崩れが発生し、人が生き埋めになったシーンを想定し、首から下が土砂に埋まった人形を、土砂が流れ落ちてこないよう固定しながら、スコップや手で土を掘り救出しました。また、土砂が流入した車や倒壊した家屋から人を救助する訓練も行われました。消防と警察が土砂災害を想定した合同訓練を行うのは今回が初めてで、参加者たちは技術向上を図りながら連携して訓練に臨んでいました。
・土砂で生き埋めになったことを想定し人形を救出。
・土砂が流入した車のなかから人を救助する訓練。緊張感に包まれました。
・倒壊した家屋に閉じ込められた人を救出する訓練も行われました。
◆トピックス #2
環境問題への意識を喚起「宮崎市環境フェア2024」開催
6月の環境月間に合わせ、「宮崎市環境フェア2024」を6月15日(土)に宮交シティで開催しました。会場にはゲームや実験を通して環境について学べるブースなどが並びました。環境省は2050年カーボンニュートラルおよび2030年度削減目標の実現に向けて、新しい国民運動「デコ活」を展開しています。そのうちのひとつに、日々の「移動」を「エコ」にする提案として自転車や徒歩の移動をすすめています。市でも8月から電動アシスト自転車やヘルメットの購入費用の一部助成を始めます。会場では電動アシスト自転車や電動モビリティの試乗が行われました。このほか、汚れた水をきれいにする仕組みやVRで林業を体験できるブースなどもあり、来場者たちは楽しみながら環境について学んでいました。
・親子で電動アシスト自転車と電動モビリティの試乗体験をしました。
・アポロの泉では手回し発電トレインやごみ分別ゲームを通して環境を学びました。
◆トピックス #3
市民の生の声に耳を傾ける「市長と市民が語る1000人集会」
より多くの市民の声を直接聞く「市長と市民が語る1000人集会」を、6月30日(日)に大宮地区交流センターと生目地区交流センターで開催しました。新型コロナウイルス感染症の影響もあり、市民と市長が接する機会が限定されていたことから、対話する機会を設けたもので、今年から月に2回程度開催しています。1年間かけて市内の中学校区25区から約40人ずつ参加を募り、対話を予定しています。集会では、まず市長が市の収入の内訳などの財政状況や、防犯・防災の観点から自治会加入の大切さを説明し、理解を求めました。その後、市民からの「学校の近くに児童クラブを作ってほしい」「民生委員のなり手が減ってきている」など、一人一人の声に耳を傾けました。集会は8月以降に残り10学校区で開催されます。
・市の財政を身近に感じてもらえるよう、分かりやすく説明しました。
・一人一人の生の声に向き合い、意見を交換しました。
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