■夏祭り開催で町内各所にぎわう
◇新田神社夏祭り
新田神社夏祭りでは、「イブクロ(表紙写真)」による毎年恒例の行事が行われました。お面をつけているのがイブクロ。イブクロ「赤のお面(男神)白のお面(女神)」が神輿を先導しながら参拝者の疫病祓いや子孫繁栄を願う儀礼を行います。イブクロの持っている竹で、参拝者の頭を軽くたたいたり割れた竹先で撫でられたりすると、病気が治るという言い伝えがあり、県内でも珍しい行事です!
新田神社夏祭りは2日間かけて行われ、神輿をかついで新田地区各所を回り、夕方からは様々な催し物が用意されていました。屋台はもちろんのこと、和太鼓の演奏やミニゲーム、お菓子の配布など、子どもも喜ぶ祭りとなっていました。
◇富田八幡神社夏祭り
こちらも毎年多くの人でにぎわっている富田八幡神社夏祭り。神輿に子供たち4名が乗り、太鼓を叩きながら富田小学校付近を回りました。
神輿を大人たちが担いで回ったり、神輿を置いて傾けたり回したりされながらも子供たちは頑張って太鼓を叩き続ける、見所満載の祭りだと思います!
屋台も道に沿ってずらりと並び、演奏会を鑑賞したり食べ歩きやくじ引き、ゲームを楽しんだりと、訪れた人たちは各々好きなことをして楽しんでいる様子でした。
そのほかにも、町内各所で7月末から8月にかけて夏祭りが開催されており、夏を感じさせるひとときでした。訪れた人たち、特に子供たちからは、友だちや家族と楽しげにはしゃいでいる場面も多々見られ、全力で夏を満喫しているようでした!
■伊勢化学工業株式会社様より国スポ開催に向け寄附の贈呈!
2027年(令和9年)に「第81回国民スポーツ大会」「第26回全国障害者スポーツ大会」が1979年以来、48年ぶりの開催となり、伊勢化学工業株式会社様より、新富町での国スポ・障スポ開催のためにと、本町への寄附の贈呈が行われました。
新富町では、サッカーやユニカールなどの競技が、2027年9月26日から数日間にわたって行われる予定で、着々と準備が進められています。
新富町での開催に向け、執行役員の大木様から、「新富町の発展と、国スポ・障スポ開催のために少しでも力添えができたら嬉しい」とありがたいお言葉をいただき、町長は、「国スポ・障スポの成功のために大事に使わせていただきます」と述べました。国スポ・障スポが盛大に開催され、多くの人が新富町へ訪れることを切に願っています。
■プログラミングを学ぼう!
今回、生涯学習課「初」の試みとして、町内の中学生を対象とした『プログラミング教室』が開催されました。
講師を務めたのは、新富町在住でエンジニアの山本真太郎さん(写真右奥)。プログラミングについて学ぶ機会は少なく、新富町の子どもたちのIT教育に寄与したいという意向から教室を開催。
夏休み期間中に、総合交流センターきらり内のアートスタジオにて行われ、5名の学生たちが参加。教室は少人数制で開催され、初心者でも講師の先生から丁寧に教えてもらえる貴重な機会となっていました。
教室の内容は、コンピューターに指示を与えるコード(英数字の文字列)と呼ばれるものを学習し、実際に学生自身でプログラムを書き込み、ミニ計算機の作成を行うというものでした。学生には難しい内容なのではないかとも思いましたが、参加した学生たちは興味津々で作業に没頭していました。
参加した学生たちは、「パソコンは苦手だけど、将来のことを考えると少しは使えるようになった方が良いと思って参加」「夏休みを有意義に過ごしたくて参加」「元々プログラミングに興味があったので参加し、将来はプログラマーになりたい」など前向きなコメントばかりでした!
■全国で躍動
第49回宮崎県中学ジュニア陸上競技選手権大会が延岡で行われました。
大会に出場した、田中亮治朗さん(富田中3年生)が、3年生男子1500mの部で5位、共通男子800mの部で2位の好成績を収めました。
共通男子800mの部で、第51回全日本中学校陸上競技選手権大会への出場権を獲得したことを受け、小嶋町長へ表敬訪問を行った田中さん。「九州大会で優勝、全国大会では決勝に残れるように頑張ります!」と力強いコメントをくれました。
既に、九州大会、全国大会ともに8月に開催され、惜しくも決勝へ進出とはなりませんでしたが、県大会での好成績及び九州・全国大会への出場は素晴らしいと思います。今後の活躍も期待しています!
■新富町について考える
毎年、町内外の学生を対象に開催されている「しんとみ学び塾」。今年も新富町文化会館で行われ約50名の多くの学生が参加しました。
しんとみ学び塾は、新富町教育推進コーディネーターの中山さんと教育委員会が企画し、今年のテーマは「今の新富町・将来の新富町について考える」。学生たち自ら考え、自分の意見をグループで共有し、コミュニケーションを取りながら内容を深めていく、個々の主体性を伸ばす企画となっていました。
小嶋町長・別府教育長は、「新富町はDX化をどう取り入れていく?」「新富町らしさとは?」「未来を創る人材になるために必要なことってなに?」など、中山さんや学生たちから様々な質問を受けていました。学生たちはその回答を聞いてグループディスカッションし内容理解を更に深めるとともに、普段聞くことができない話が聞ける貴重な機会となったようです。
■全国8位入賞!
7月26日から28日の3日間、岐阜県川辺漕艇場にて第44回全日本中学選手権競漕大会が行われました。
大会に出場した新富漕艇クラブの2名。男子ダブルスカルの部で見事8位入賞の好成績を収めました!
選手たちは、「波があるところで普段練習をしていたおかげで、止水の川辺漕艇場は漕ぐのが楽だった!高校生になっても競技を続け、まずは打倒熊本を掲げ九州1位をとる!」と語っていました。
※写真は本紙をご確認ください。
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