【~生活リズムは整っていますか?~】
朝が起きられない。朝ご飯が食べられない。朝方に寝て、昼ごろまで寝ている。
眠れない日もあり、生活リズムがバラバラ。頭痛・めまいなど、体の不調も多い。学校も遅刻しがち・・・。
そんな子どもさんを心配する親御さんの声をよく耳にします。
生活リズムが乱れると「脳」の成長や発達がうまくいかず、体や精神面にさまざまな不調が現れることがあります。脳の正しい成長発達を促すためには「生活リズムを整えること」がとても大切です。
■生活リズムを整えよう!!
3歳頃までに規則正しい生活リズムを整えることは、その後の成長に大きく影響します。子どもの生活リズムに合わせて、スムーズに入眠できる環境をつくってあげることが、親としても重要です。
■朝の光を浴びよう!!
眠りの準備は、朝起きたときから始まっています。朝の光でしっかり目覚めましょう。また、夜に分泌されることで自然な睡眠をもたらすホルモン「メラトニン」の原料は、太陽の光を浴びることで作られ始めます。
メラトニンの準備ができるまでにかかる時間は、およそ14~16時間。例えば、夜9時に寝るためには、朝7時くらいまでに起きるのが理想的です。
成長期は、一生のうちでも夜のメラトニンの分泌が一番活発な時期。スッキリ目覚めて、ぐっすり眠る、早寝早起きの生活習慣で、元気な脳と体が育っていくのです。
■「寝る子は育つ」5つのPOINT
▽point01 朝の光を浴びる
脳や体を覚醒させてやる気を引き出そう。
▽point02 おもいっきり遊ぶ
日中にしっかりと外で体を動かそう。
▽point033 ご飯をちゃんと食べる
食の時間を決め、排せつリズムもつけよう。
▽point04 五感を刺激する
顔を洗う、草木の香り、おはよう・おやすみのあいさつなどをしよう。
▽point05 スマホやゲームは時間を決める
寝る前に刺激を与えず、早く寝よう!
■夜寝る前に、ブルーライトを浴びていませんか?
スマホやゲーム機の液晶画面から出ているブルーライトは、自然な睡眠をもたらすホルモン「メラトニン」の夜の分泌を減少させてしまいます。特に寝る1時間前からは使わないように心掛けましょう。保護者が子どもの隣でスマホをさわるのも注意が必要です。
■心配しなくて大丈夫!!
脳は何歳からでも改善が見込めます。「早寝・早起き・朝ご飯」を合言葉に、できることからはじめましょう!
問い合わせ:日南市こども家庭センター(こども課内)
【電話】31-1174
<この記事についてアンケートにご協力ください。>