◆伝統行事「おきよ祭り」を開催
◇「起きよ、起きよ」と駆け回る
9月15日、神武天皇のお船出伝説にちなんだ美々津地区の伝統行事「おきよ祭り」が行われました。「美々津の歴史的町並みを守る会」が主催し、美々津小学校の児童およそ20人が参加。朝5時頃から、短冊飾りのついた笹を手に、家々の戸を「起きよー!起きよー!」と叩いて回りました。参加した美々津小学校5年生の村上陽和(ひなの)さんは「昔の人の気持ちになって、皆に起きてほしいという気持ちで参加した。楽しかったので来年も参加したい」と話していました。
◆市民活動の発表の場として
◇地域と市民活動フェスタ「オール日向祭」
10月1日、市文化交流センターで「地域と市民活動フェスタ『オール日向祭』」が開催されました。今年は「知らなかったがたくさんあるよ!みんなで参加 みんなのオール日向祭」をテーマに、多くの市民団体などが日頃の活動をパネル展示や体験コーナー、ステージイベントで紹介・発表をしました。来場者の磯田志乃さんは「いろいろな団体の取り組みを知ることができて勉強になった。市民が活動を発表できる場があるのはとても大事だと思う」と話していました。
◆20年ぶりの全国大会へ
◇日向市消防団・女性消防部
10月11日、日向市消防団・女性消防部が、20年ぶりとなる全国女性消防操法大会へ出場するため、市役所を訪れ十屋市長に報告しました。女性消防部は平成9年に結成され、現在12人で活動中。この1年、大会に向けて訓練に励んできました。全国大会は10月21日に東京都で開催され、44チームが出場します。指揮者を務める那須好美(よしみ)さんは「自分とチームの力を信じて、ベストな操法ができるように頑張ってきたい」と意気込みを語りました。
◆全国初の実証実験をスタート
◇「動くオフィス」プロジェクト
9月12日、カーシェアリングサービスを活用したワーケーション実証実験に向けて、株式会社コスモスモア(本社:東京都)と連携協定を締結しました。同社が提供するワーケーションカー「mobica(モビカ)」は、車内で快適に仕事ができるよう整備されていて、ワーケーションで本市を訪れた人の移動手段やオフィスとして利用されます。また、ソーラーパネル搭載による発電機能を生かした災害発生時の2次利用など、幅広い分野での活用も期待されています。
◆森林環境教育授業を実施
◇森林の必要性について学ぶ
9月20日、財光寺南小学校で森林環境教育授業が行われました。耳川広域森林組合の職員を講師に招き、4年生69人が受講。森林の役割や林業の仕事、森林の循環に関する動画を見た後、クイズをとおして内容を振り返り、楽しく学びました。授業を受けた下池丈太郎(じょうたろう)君は「木を切った後に切株を残すことで土砂崩れを防いでいることを知った。森林の役割はたくさんあって、林業の仕事はとても重要だと思った」と話していました。
◆地域の枠を超えて楽しくプレー
◇自治公民館対抗グラウンドゴルフ大会
10月12日、日向岬グリーンパークで自治公民館対抗グラウンドゴルフ大会が開催されました。今年は54区310人が参加。大会では2つの区がペアになって一緒にラウンドをすることで親睦を深めました。絶好の秋晴れのもと、参加者が嬉しさや悔しさを分かち合いながら楽しそうにプレーしていたのが印象的でした。参加した下原町区の三輪勝士さんは「楽しむためと健康のために参加した。知り合いと話したり、他地区の人と一緒に競技をして楽しめた」と話していました。
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