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(健康一番)室内でも熱中症対策を 熱中症予防のポイント

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宮崎県日向市

近年、地球温暖化の影響を受けて熱中症発症者が増加傾向にあります。宮崎県内では令和5年5月から9月の間に931名が熱中症で救急搬送されました。総務省消防庁の発表では、熱中症による救急搬送状況を年齢区分別でみると65歳以上の高齢者が半数以上を占め、最も多くなっています。
特に高齢者は体温・循環・体液調節機能が低下しており、熱中症になる危険が大きいとされているので、注意が必要です。
また、熱中症の発生場所は、住居がおよそ4割と、最も多くなっています。熱中症というと日差しのある屋外で発生するイメージを持たれる人が多いかもしれませんが、室内にいても熱中症になることがありますので、注意が必要です。

◆熱中症予防のポイント
(1)温度と湿度を気にする
温度が高いときだけでなく湿度が高いときも、熱中症に注意が必要です。エアコンや除湿器などを使用して快適な環境を保ちましょう。

(2)室温を適正に保つ
室温は日当たりなどでも変化します。すだれやよしずなども活用しましょう。

(3)こまめな水分補給
室内にいるときは、屋外に比べて、日差しを浴びたり、汗をかいたりすることが少ないため喉の渇きを感じにくいことがあります。
のどが乾いていなくても1日あたり1・2ℓ(コップおよそ6杯分)を目安に、1時間ごとに水分を補給しましよう。汗を大量にかいたときは、適度な塩分補給も必要です。
寝ている間も水分は失われるため、寝る前や起床後にもコップ1杯程度の水分を補給しましょう。

(4)生活リズムを整える
睡眠不足や体調不良、栄養不足も熱中症になるリスクを高めます。バランスのよい食事やしっかりとした睡眠をとり、熱中症にかかりにくい体づくりをすることが大切です。

(5)体を熱さに慣れさせる
適度な運動や湯船につかって入浴することで、体を熱さに慣れさせましょう。運動や入浴の前後は、水分補給を忘れずに。

問い合わせ:健康増進課
【電話】66・1024

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