◆蝶野流自分らしい生き方術
◇黒のカリスマ蝶野さん県内初講演会
6月22日、市文化交流センターで「男女共同参画講演会」が開催されました。講師はプロレスラーの蝶野正洋さんで「蝶野流自分らしい生き方術~よりよいパートナーシップのヒントがきっとつかめる~」と題し、ドイツ人の妻との生活での気づきなどを基に男女共同参画について講演。県内外から600人以上が来場し、蝶野さんの話に聞き入りました。講演を聞いた濱田克文(かつみ)さんは「話が面白かった。相手のことをよく知ることが大事だと思った」と話していました。
◆富島高校でHUG(ハグ)体験学習
◇有事に備えて自分たちで考える
7月8日、富島高校生活文化科の1~3年生108人を対象に日向ライオンズクラブ主催のHUG(避難所運営ゲーム)体験学習が行われました。HUGとは被災した際の具体的・実践的な避難所運営を図上で訓練するもので、今回は富島高校が避難所になった場合を想定。生徒は「仮設トイレの位置」や「介護が必要な人が過ごす場所」をどうするかなどを真剣に話し合いました。3年生の田中南々華(ななか)さんは「意見をまとめるのが難しかった。避難所を運営することがあればしっかりと意見を言いたい」と話していました。
◆市民と市長が意見を交わす
◇希望を持てる新しい日向市座談会
7月16日、市民と市長が地域の課題や市政について直接意見を交わす「希望を持てる新しい日向市座談会」を市中央公民館で開催しました。第1回目となる今回は40人の参加があり、6月定例市議会の報告を行ったあと、「日向市の課題とこれから」をテーマに意見交換を実施。参加者からは移住政策に関することや観光事業に関することなど、多くの意見が出されました。今年度は3か月ごとに計4回の開催を予定しています。
◆多くの観光客で賑わう
◇中国の大型クルーズ客船が初寄港
6月27日、中国の大型クルーズ客船チャイナ・マーチャンツ・アデン(全長228.3m、客室数465室)が細島港に初めて入港。船内で行われた歓迎セレモニーでは、西村賢市長や佐藤弘之副知事が歓迎のあいさつを行った後、ひょっとこのお面などの記念品を贈呈しました。また、およそ440人の乗客は市内の観光や買い物を楽しみました。船は同日の夕方に鹿児島県に向けて出航。見学に来ていた多くの市民に見送られて細島港を後にしました。
◆平岩小中学校で景観セミナー
◇ランドスケープデザインを考える
6月20日、27日に平岩小中学校9年生30人を対象に日向市景観セミナー「ランドスケープ※デザインワークショップ」を開催。講師に招いたみやざき公園協会造園事業部長の伊藤慎一朗さんから海外の景観事例やデザインの考え方を学んだ後、地域の強み・弱みを踏まえて校舎の中庭から遊歩道にかけた空間のデザインを考えました。参加した武田和(かず)君は「予算を考えながらデザインするのが難しかったけど楽しくできた。庭などを見る目が変わった」と話していました。
※ランドスケープ…景観(素晴らしい風景・景色)
◆言葉を超えて友好を深める
◇い坊(ぼう)市の小学生が本市を訪問
7月8日、本市の友好都市である坊市(中国山東省)の小学校2校(い坊日向友好学校・い坊高新双語学校)から児童44人が本市を訪れました。市役所での歓迎式後、平岩小中学校と寺迫小学校に分かれて交流会を開催。そしてお互いの自己紹介をはじめ、習字をしたり、一緒に給食を食べたりして楽しい時間を過ごしました。寺迫小学校6年の辻本爽祐(そうすけ)くんは「話す言語が違ってもたくさん交流することができて楽しかった」と話していました。
※い坊市の「い」は環境依存文字のため、かなに置き換えています。正式表記は本紙をご覧ください。
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