1月1日に発生した能登半島地震をはじめ、近年、地震や台風、集中豪雨による浸水害や土砂災害など、甚大な被害を及ぼす災害が増えています。
これから災害が発生しやすい時期を迎えます。都城市総合防災マップを活用するとともに、テレビやラジオ、インターネットを使った情報収集の方法や災害時の連絡先などを把握しておき、いざという時に落ち着いて行動できるようにしましょう。
■災害時の情報収集に役立つ、主なウェブサイトなど
災害時は、エリアメールやホームページなどで防災情報をお知らせします。また、宮崎県防災・防犯情報メール配信サービス、宮崎地方気象台ホームページ、ヤフー防災速報などでも命を守るための情報を発信します。日ごろから気象に関する情報を入手できるようにしておきましょう。
・市ホームページ…避難情報や開設する避難所情報などを発信します
・宮崎県防災・防犯情報メール配信サービス…防災や防犯、消防、火山、台風など、希望する情報が登録者にメールで配信されます
・宮崎地方気象台ホームページ…今後の雨雲の動きや自治体ごとの警報・注意報発令状況などの情報を確認できます
・ヤフー防災速報アプリ…希望する災害情報などの通知を受けることができます
・NHKニュース・防災アプリ…最新ニュースや防災情報を入手できます
○都城市総合防災マップを確認ください
災害から命を守るためには、土砂災害や洪水などの危険箇所を把握し、指定避難所や避難経路を確認するなど、事前の備えが重要です。居住地域などにどのような災害の恐れがあるか、都城市総合防災マップで事前に確認しましょう。
■災害時の連絡先
消防・救急は119番 警察は110番
・避難所に関すること…地域振興課【電話】23-7146
・停電に関すること…九州電力送配電株式会社 都城配電事業所【電話】0120-426-306
・水道の断水に関すること…上下水道局【電話】23-4510(お客様センター)
・道路の被害…維持管理課【電話】23-2752
・側溝・排水路などの氾濫に関すること…維持管理課【電話】23-2752
・田畑の土手崩れに関すること…農村整備課【電話】23-2981
・災害全般・り災証明に関すること…危機管理課【電話】23-2129
・浸水被害の消毒に関すること…環境政策課【電話】23-2130
・災害時のゴミ出しに関すること…環境業務課【電話】24-5560
・災害で発生したゴミの処理に関すること…環境施設課【電話】23-3319
■防災グッズに備えよう
能登半島地震のような大規模災害時は、最初の3日間(72時間)は救助・救命が最優先されます。電気や水道などのライフラインや流通機能がまひし、生活物資の調達が難しくなることも見込まれます。
また、市の指定避難所にもすぐには必要な物資が届かない可能性もありますので、日頃から非常持ち出し品や備蓄品を準備しておきましょう。
○非常時備蓄品(例)
災害復旧までの最低3日間程度を生活できるように準備しましょう
飲料水:
・ペットボトルや缶入りのミネラルウォーター
・貯水した防災タンクなど(1人1日3リットルを目安に)
非常食品:
・お米(缶詰・レトルト・アルファ米も便利)
・缶詰・レトルト食品
・梅干し・調味料など
・ドライフーズ・チョコレート・アメ(菓子類など)
燃料:
・卓上コンロ
・ガスボンベ
・固形燃料
その他:
・生活用水(風呂・洗濯機などに貯水)
・毛布・寝袋・洗面用具・ドライシャンプーなど
・調理器具(なべ・やかんなど)
・バケツ・各種アウトドア用品など
○使いながら備蓄するローリングストック法
家庭で利用している食料や日用品を少し多め(3日分程度)に購入し、日常生活で使いながら減った分を買い足していくローリングストック法を実践しましょう。
■自助・近助・共助の意識を!
能登半島地震では発災直後、生き埋めなどになった多くの人が家族や近隣住民に救出されました。大規模災害が起こった場合、地域住民同士の協力なしに乗り越えることはできません。
自助・共助に加え、「近助(隣近所で助け合う)」の防災意識を持ち、助け合う地域づくりに取り組みましょう。
○命をつなぐ自助・近助・共助
発災→0分:自助(自分)…身の安全確保
発災→3分:自助(家族)…家族の安全確保・火の元確認・出口確保
発災→30分:近助(隣近所)…隣近所で助け合う
発災→3時間:共助(自治公民館)…安否確認、初期消火・救助救出
発災→3日間:共助(地域)…自主防災組織など
問い合わせ:危機管理課
【電話】23-2129
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