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多重債務で困ったら一人で悩まずすぐ相談を!

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宮崎県都城市

借金を繰り返し、誰にも相談できずに返済困難に陥る人が増えています。今回は、多重債務の現状と相談方法を紹介します。

■多重債務とは
自分の支払い能力以上に借金し、その借金返済のために複数の金融業者から借金を重ねてしまい、返済が困難になる状況を「多重債務」といいます。
借金返済のために借金を繰り返しても、解決にはなりません。また、言葉巧みに誘惑してくる「ヤミ金融」で借金すると、借金は雪だるま式に増えていきます。
その結果、自己破産すると、銀行などからの借り入れやクレジットカードの発行が受けられなくなるなどのデメリットが発生します。

■多重債務の相談件数
令和5年度、市に寄せられた消費生活に関する相談は386件。そのうち、多重債務に関する相談は42件で、若者から高齢者まで幅広い世代から相談が寄せられています。中には多額の借金により、自己破産を考えなければならない相談もあるのが現状です。

■多重債務に陥る原因
多重債務に陥る原因は、特別なものばかりではありません。
・冠婚葬祭など予定外の出費により借金し、返済のために借金を繰り返す自転車操業に陥ってしまう
・商品・サービスの購入やギャンブルのためのキャッシングを繰り返し利用している
・第三者に名義を貸したり、保証人になったりした結果、他者の借金を背負ってしまった など

■SNSなどを利用した「個人間融資」に注意!
SNSや掲示板サイトなどを通じて、見知らぬ人同士が金銭の貸し借りをする「個人間融資」。貸した人が罪に問われる恐れがあるだけでなく、借りた人も個人を装ったヤミ金融業者から違法な高金利で貸付けにあったり、個人情報が悪用されたりとさまざまな犯罪被害やトラブルに巻き込まれる恐れがあります。見知らぬ相手からの借り入れはやめましょう。

■多重債務で困ったら
都城市消費生活センター(市役所北別館2階)では、毎月、弁護士による無料法律相談を行っています。まずは、自分の債務状況を客観的に把握することが大切です。一人で悩まず、早めに相談ください。

■消費生活相談窓口(無料)
市ホームページからも予約できます。

○電話・面接相談
日時:毎週月~金曜日 9時~16時
※面接相談は要予約

○弁護士法律相談
日時:9月27日(金)、10月25日(金)、11月22日(金)、12月27日(金)、1月24日(金)、2月28日(金)、3月28日(金)
※前々日までに要予約

○相談専用電話
・都城市消費生活センター【電話】23‒7154
・三股町福祉・消費生活相談センター【電話】52‒0999
・県消費生活センター都城支所【電話】24‒0999

問い合わせ:都城市消費生活センター
【電話】23-7154

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