高鍋町は住んでいるだけで健幸になれるまち(スマートウエルネスシティ)を目指しています。
*健幸:個々人が健康かつ生きがいを持ち、安心安全で豊かな生活を営むこと。
健幸アンバサダーとは、健康に関する正しい知識などを大切な人に伝える健康の伝道師(インフルエンサー)です。
普段の生活の中で家族や近所の人、職場の人などに健康情報を「心に届く情報」として伝える活動をしており、町では現在132人(令和5年12月6日現在)の方が活動しています。
地区活動の中で人と話す機会が多く、健康に関する情報収集と話題作り、自分も健康に気を付けなければと思い、健幸アンバサダー養成講座を受講しました。
講座で習ったことを地区の便りで紹介したり、所属するミニバレークラブのメンバーと共有したりしています。私の地区では、コロナ禍で家に引きこもってしまう高齢者も多くなったので、運動する場所や通いの場などに顔を出してほしいですね。そのための声掛けも健幸アンバサダーの役割だと思うので、参加の呼びかけや健康情報を届けていきたいです。
会社で従業員の健康管理を担当していたので、少しでも健康に関する知識が得られればと思い受講しました。受講後は、従業員の休憩スペースに血圧計を設置して、みんなで測定するよう呼びかけたり、定期的に届く健幸アンバサダー通信(健康情報)を従業員が目にする掲示板に張り出したりしています。ジムに通ったり、食事の栄養バランスに気を付けたりと、自分自身も健康に気を付けるようになりました。
12月、高鍋東小学校の4年生、高鍋西小学校の2年生を対象に、キッズ健幸アンバサダー養成講座を実施しました。この講座は、子どもたちのスポーツ実施率を向上させるとともに、子どもたちを通じて、健康な毎日を送るための情報を家族や地域の方などに届けてもらうための取り組みです。
今回は講師として、北京オリンピック銀メダリスト(4×100mリレー)の朝原宣治さん、リオパラリンピック銅メダリスト(車いすラグビー)の庄子健さん、パラリンピック3大会出場の三阪洋行さんをお招きしました。参加した児童は、誰でも楽しめる運動の楽しさを体で感じるとともに、自らの学びを周囲へと広めていく大切さを学びました。
講座を受けた児童からは、「運動すれば楽しく健康になれることが分かった」「家族に今日のことを話して、スポーツの楽しさを伝えたい」「健康づくりのためにみんなで一緒に歩こうと思う」という声が聞かれました。
ご自身が1日にどれくらい歩いているのかご存じですか?
厚生労働省が定める健康日本21(第三次)では、健康維持のために1日8,000歩(65歳以上は6,000歩)歩くことを目標にしています。家にいることが多い方やデスクワークで外に出る機会が少ない方は、まずは今よりプラス10分(1,000歩)歩くことを意識してみましょう。
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