~高鍋のさまざまな出来事をご紹介します~
7月8日、高鍋町の民話『直五郎さんの潜水機』をアニメーション化するにあたり、制作を担当する株式会社トマソンの沼田心之介監督が町を表敬訪問されました。
今回のアニメーション化は、民話を通じて「海との関わり」と「地域の学び」を子どもたちに伝え語り継ぐことを目的とした海ノ民話のまちプロジェクトによるもので、沼田監督は「直五郎さんの創意工夫やその顛末など、おかしみのある展開がよかった」と民話を選定した理由を語ってくださいました。
7月12日、高鍋町中学生海外短期留学派遣事業の出発式が行われました。この事業は町出身の都原清次さんが会長を務める会社からの寄付により実施されるもので、高鍋東・西中学校の2年生から選ばれた4人がオーストラリアでの短期留学にのぞみます。4人は出発にあたって、出席者の前で短期留学への期待と目標を発表し、都原さんからは4人への激励の言葉が送られました。
7月31日、食育ティーチャーの坂本康子さんらを講師に迎えて料理教室が開催され、高鍋西小学校の児童が参加しました。
児童は初めに地産地消の意味や野菜のおいしさ、味の感じ方に関する説明を受け、その後地元の野菜を使った実際の調理に挑戦。切る、炒めるなどの作業に四苦八苦しながらも、できあがった料理を食べた児童からは「おいしい」と笑顔がこぼれました。
8月1日、町はLOCALBAMBOO株式会社代表取締役の江原太郎さんを高鍋町地域力創造アドバイザーに委嘱しました。江原さんは延岡市の孟宗竹からメンマを作って放置竹林の問題解決に取り組んでいる他、農産物に関連する事業に携わっています。町では江原さんをアドバイザーとして委嘱することで、地域資源循環の推進や、生産者、消費者、飲食店、子どもたちへの農育・食育の推進につなげていきます。
8月16日、社会福祉法人あけぼの福祉会なでしこ保育園で、園舎建て替えに伴い取り壊される予定となっているプールを利用して、園児と児童クラブを利用する児童によるうなぎのつかみ取りが行われました。
子どもたちが捕まえたうなぎはその場で蒲焼にされて昼食として提供され、子どもたちは食べることを通して生き物の命をいただいているということを学びました。
8月18日、蚊口浜海水浴場で「第4回市販の花火で打ち上げ花火大会in蚊口ハマー」が開催されました。
当初、8月11日に予定されていた本イベントは、8日の地震の影響により、急遽18日に延期されましたが、当日は約300人が会場に集まり、ラムネの早飲み大会や手持ち花火を楽しみ、次々と夜空を彩る色鮮やかな花火に歓声を上げました。
8月23日、中尾地区にある畜魂碑前で高鍋町畜魂慰霊式を執り行いました。式には町長ほか関係者らが参列し、地域の畜産業を支えてきた命を偲び、終息から14年目を迎えた今、同じ悲劇が起こることがないよう、再発防止への決意を新たにしました。2010年4月に本県で発生した口蹄疫では、終息までの3か月間で約29万頭の牛や豚の命が失われました。
9月3日、高鍋西小学校で児童劇「石井十次ものがたり」の指導が始まりました。劇は、11月に町で開催される嚶鳴フォーラムにおいて、同校の6年生が発表するものです。この日は劇団「夢」を主宰されていた大江泰子さんや宮崎県立芸術劇場で演劇・ダンス事業を担当されていた林田古都里さんが指導に入り、これから初めての劇に挑戦する児童たちと交流を深めました。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>