文字サイズ
自治体の皆さまへ

《特集1》大切な命と暮らしを守るために(1)

3/11

富山県

■災害に備えよう〜もしものときのために〜
災害は、ある日突然起こります。災害はときに、多くの命や財産を奪っていきますが、日ごろからの備えで被害を小さくすることは可能です。災害の脅威から大切な命と暮らしを守るために、「自助」「共助」「公助」の視点から、防災の取り組みを続けていきましょう。

◆自助
防災の基本は、「自分の命は自分で守る(自助)」こと。自分と家族の命を守るためには、一人ひとりの災害に対する心構えや知識、備えが重要です。

1 まずは地域の「災害リスク」を知ろう
ハザードマップなどで、地域の災害リスクを知りましょう。危険個所や避難経路などを確認し、適切な避難行動を事前に知っておくことが大切です。

2 マイ・タイムラインを作成し、身近な人と共有しよう
マイ・タイムラインとは、風水害などの自然災害に備えて、あらかじめ自分自身がとる避難行動を時系列的に整理した、一人ひとりの「避難行動計画表」です。いざというときに落ち着いて行動するために、それぞれのライフスタイルや災害リスクに合わせて避難行動計画を決めておきましょう。

「ふるさと富山風水害防災ハンドブック」
【HP】https://www.pref.toyama.jp/1900/bousaianzen/bousai/keihatsu/kj00007937/kj00007937-006-01.html

家族や身近な人がバラバラの状態で被災することを想定し、連絡手段(安否確認)や合流する方法(避難所と経路)を事前に話し合っておくことも大切です。

3 備蓄・防災グッズを見直そう
「ローリングストック」で、食料品を消費しながら備蓄しましょう。非常持ち出し品も見直しをしましょう。(ご家庭によっては常備薬、紙おむつ、粉ミルクなども必要)
備蓄の目安は1人当たり3日分以上

◆共助
災害の被害を最小限に抑えるために、日ごろから近隣住民や地域全体で互いに協力し助け合って防災活動に取り組みましょう。

○積極的に防災訓練に参加しよう
災害発生時、より多くの命を守るために、普段から声をかけ合ってみんなで防災訓練に取り組むことが大切です。災害時は、とくに高齢者や障害者など、自力での避難が困難な人々が取り残されてしまうケースが多いです。
ケアを必要とする人々を巻き込みながら、必要な支援や配慮について共に学び、避難訓練を通して、避難手順や経路の確認、避難生活を過ごす術などを身につけましょう。

○地域防災の要「自主防災組織」
「自分たちの地域は自分たちで守る」という考えに基づき、地域住民が自主的に防災活動を行う組織です。
普段:防災訓練の実施や地区防災計画の作成、物資や資機材の整備など
災害時:初期消火や避難誘導など
「自主防災組織防災学習教材・自主防災組織活動ハンドブック」
【HP】https://www.pref.toyama.jp/1900/bousaianzen/bousai/keihatsu/kj00007937/kj00007937-002-01.html

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU