◆病児・病後児保育施設がパワーアップ
11月は、昨年こども家庭庁が定めた「秋のこどもまんなか月間」。社会全体で子育て中の家庭を支え、子どもたちの健やかな成長について考える期間です。町は、こども家庭庁が目指す「こどもまんなか社会」の趣旨に賛同し、「こどもまんなか応援サポーター」として「子どもたちの声が響き合う地域づくり」に取り組んでいます。
ここでは、ことしからさらにパワーアップした「病児・病後児保育」を紹介します。
◇子どもデイケア「暖家(だんけ)」子育てと仕事の両立をサポート
高畠の嶋田医院に併設されている「暖家(だんけ)」では、病気やケガで登所できない子ども向けの「病児・病後児保育」を町と連携して行っています。病児保育とは、病気やけが
の治療中や回復期で、保育所や学童保育を利用できない乳幼児や児童を一時的に預かることです。医療併設型のため、体調が急変した場合でも医師がすぐ対応可能で、より安子どもたちが物価高騰の中でものびのび成長できるよう、高校生相当までの子どもに、町内心・安全な保育を行ってきました。これにより、子どもが体調不良になったときでも、保護者は安心して子どもを預けて仕事に出かけられます。
※症状によっては、預かれない場合もあります
ことし4月、暖家は、感染症が疑われる子どもでも安心して預けられるよう、陰圧室を完備し感染症対策を強化した専用施設としてリニューアルオープンしました。同施設では、新型コロナウイルス感染症やインフルエンザなどの感染力の強い感染症にかかったお子さんでも、施設内を区分けすることで、感染を広げないようにしながら保育できるように配慮されており、最大で6人の保育に対応できます。
また、町では、お子さんが保育所で急に発熱した場合には、保育所専任の看護師が暖家に搬送する事業を実施。暖家と連携して、働く保護者のみなさんの子育て環境の整備を図っています。
・若狭 佳子(よしこ)さん(芦崎)、渉真(しょうま)くん(同)
孫の体調不良が治りかけのとき、どうしても自宅でお世話をできないときがあり、利用しました。体調にあった食事を提供してもらったり、マンツーマンで保育をしてもらったりしたので、とてもありがたかったです。
・子どもデイケア暖家 保育士 奥村 純代(すみよ)さん(黒部市)
暖家には陰圧換気装置付きの個室が3室あり、感染拡大を防ぎながら保育にあたっています。食欲がないお子さんには消化によいうどんを出すなど、症状や好みに合わせた食事をはじめ、細やかな対応が喜ばれています。
◇子どもの成長を願う がんばる子ども応援券
子どもたちが物価高騰の中でものびのび成長できるよう、高校生相当までの子どもに、町内で使える「入善ジャンボ~ル商品券」を支給します。
対象:次をすべて満たす人
(1)平成18年4月2日~令和7年3月31日生まれ
(2)令和6年11月1日以降、町に住所がある(就学のため他の市町村へ転出している人も対象です)
支給額:支給対象児童1人につき1万円分相当額の商品券(千円分を10枚)
支給方法:申請不要。対象者には順次郵送
※ただし、就学のため他市町村へ転出している子どもがいる世帯は、申請が必要です。詳しくは町ホームページをご確認ください。
【WEB】「入善 子育て支援」
※11月1日以降に、出生か町への転入の届出をした児童には、窓口で交付します。
券を使える店舗:町商工会ホームページに掲載
【WEB】「ジャンボ~ル商品券」
問い合わせ:結婚・子育て応援課 子育て支援係
【電話】0765-72-1857
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