ワクチン接種は、自分自身のウイルス感染や病気の発症の確率を下げたり、日常的に接する家族や友人、同僚への伝染を防いだりする効果も期待できます。
適切な接種にご協力をお願いします。
◆高齢者肺炎球菌ワクチン
成人の肺炎の約2~3割は、肺炎球菌の感染が原因との報告があります。肺炎による死亡リスクが特に高いのは65歳以上の高齢者です。感染による発症、周囲への肺炎球菌伝染防止のため、ワクチン接種をおすすめします。
対象:
(1)接種日時点で65歳の人
(2)60歳以上65歳未満の人で、心臓、腎臓、呼吸器や免疫機能に障害がある人
接種期限:対象(1)65歳の1年間/対象(2)65歳になる前
接種方法:
・対象(1)の人…下記医療機関に予約。接種当日、保険証、接種料金(自己負担分2,500円)、予診票(その場で記入)を提出し、接種を受けてください
・対象(2)の人…保健センターにご相談ください
◆風しんワクチン
風しんは成人がかかると症状が重くなることがあります。妊娠初期の妊婦が感染すると生まれてくる赤ちゃんの目や耳、心臓に障がいが出るおそれがあります。
あなたと、これから生まれてくる子どもを守るために、抗体検査と予防接種で感染・伝染を防いでください。
対象:昭和37年4月2日~54年4月1日生まれの男性
無料クーポン有効期限:令和7年2月28日
受診方法:
(1)職場の健康診断会場に、町から届いたクーポンと本人確認書類を持参し、風しん抗体検査を受ける
※町特定健康診査会場や下記医療機関でも検査可。クーポンを紛失した場合、保健センターに相談
(2)検査の結果、抗体がない場合は下記医療機関で予防接種を受ける
◆子宮頸がんワクチン
子宮頸がんは女性特有のがんの一つ。ヒトパピローマウイルスの感染で発症する恐れがあります。日本では年間約1万1千人がり患、約2,900人が亡くなっています。
まだ定期接種を2~3回済ませていない中高生や、過去に定期接種が行われず、接種できていない人は、子宮頸がん予防のために接種をご検討ください。
対象:
(1)定期接種…中学1年生~高校1年生の女性
(2)キャッチアップ接種…平成9年4月2日~20年4月1日生まれの女性
接種期限:
対象(1)の人…16歳になる年度の末日まで
対象(2)の人…令和7年3月31日まで
接種方法:下記医療機関に電話で予約し、半年間かけて2~3回の接種を受ける
※町外の医療機関で接種したい場合や町から届いた接種券を紛失した場合は、保健センターへご相談ください
問い合わせ:元気わくわく健康課 保健センター
【電話】0765-72-0343
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