■ポリファーマシーについて 薬剤科
ポリファーマシーという言葉を聞いたことがあるでしょうか。ポリファーマシーとは「Poly(多くの)」+「Pharmacy(調剤)」の造語で、必要以上にたくさんのお薬が処方されていることにより、副作用などの薬物有害事象が起こったり、飲み間違いや残薬の発生につながる状態のことをいいます。高齢になると処方されるお薬の数が増える傾向にありますので、特に注意が必要です。患者さんご自身でできるポリファーマシー対策として、お薬手帳の活用が有用です。複数の医療機関を受診している場合でもかかりつけ薬局を決め、お薬手帳を1冊にまとめることで、医師、薬剤師は服用中の全てのお薬を正確に把握することができます。お薬の飲み合わせや重複投与の有無などを確認することにより、減薬にもつながりやすくなります。入院時にも服用中のお薬と共に、お薬手帳の持参をお願いします。
必要なお薬を正しく服用することが大切です。お薬が多いからといって自己判断での中止や減薬をせず、気になる症状がある場合は必ずかかりつけの医師、薬剤師にご相談ください。
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