文字サイズ
自治体の皆さまへ

ご存知ですか?糖尿病は小矢部市民に身近な病気です!

6/35

富山県小矢部市

◇小矢部市の病気ランキング
=特定健診結果より病気が疑われる人の割合が高い順=
1.糖尿病
2.高血圧尿
3.脂質異常症
糖尿病が疑われる人が多いです
参照:小矢部市国民健康保険 第3期保健事業計画

■世界糖尿病デーから「World(ワールド) Diabetes(ダイアベティス) Day(デイ)」へ
近年、糖尿病治療は飛躍的に向上し、糖尿病を治療しながら社会で活躍し続ける人が増えています。しかし、糖尿病に対する誤解や偏見のために、就学や結婚などを諦める人が今もいます。
そのため日本糖尿病協会などが、糖尿病に対する偏見をなくすため、糖尿病の英語表記である「ダイアベティス」という呼称を用いることを発表しました。それにともない、今年から11月14日の世界糖尿病デーは「World Diabetes Day」へ変更となりました。

★ブルーライトアップ★
糖尿病に対する正しい理解が広まることを願い、国連と空をイメージするブルーのライトアップが全国各地で行われました。市内でも北陸中央病院(11月1日〜11月29日)、石動駅(11月8日〜11月14日)クロスランドタワー(11月14日のみ)、の3カ所で実施しています。

■糖尿病を正しく知ろう~合併症~
糖尿病の合併症は、神経障害・網膜症・腎症などが知られています。そのほかに、血糖値が高いことで血管が傷つきやすく、動脈硬化となり脳梗塞や心筋梗塞の発症リスクが高まります。
また、糖尿病を持つ人は持たない人に比べ、歯周病や認知症に約2倍かかりやすいと言われています。歯周病を治療することで、血糖管理が改善する効果があり、糖尿病と歯周病の関係についても注目されています。

■合併症も早期発見・治療が大切
定期的な合併症検査を受け、早期から治療を開始することで糖尿病による視力低下や人工透析はかなり高い確率で回避できます。腎症を調べる検査として、かかりつけ医で尿中アルブミン検査などを受けることができます。腎症以外の合併症検査を実施している医療機関を紹介します。(下表)
*合併症の検査を希望される人は、かかりつけ医にまずご相談ください。
*検査を受ける際に、事前予約や紹介状が必要な場合があります。検査には自己負担が必要です。


(富山県ホームページ 令和5年度糖尿病医療資源調査結果 一部抜粋)

※北陸中央病院では、糖尿病合併症検査・専門医の診察が受けられる半日外来を実施しています。(要予約)

■他人事と思わずみんなでチェック
・ご両親が糖尿病をお持ちの人
・健診結果HbA1c5.6%以上の人)
→当てはまる人は要注意!!

◇北陸中央病院「糖尿病教室」
どなたでも参加できる教室を開催します。
日時:12月12日(木)13:30〜(30分程度)
場所:エントランスホール
※「糖尿病の友の会」会員募集中です。

問い合わせ:北陸中央病院
【電話】67-1150

◇小矢部市民図書館
11月1日〜12月1日まで糖尿病についての特別展示ブースを設置します。ぜひお越しください。

問い合わせ:健康福祉課
【電話】67-8606

◇健康相談
市では医師に確認しながら管理栄養士・保健師・看護師が健康相談を行っています。
糖尿病と診断されていない人も相談できます。

申し込み:
健康福祉課【電話】67-8606
市民課【電話】67-1760【内線】715

◇呉西圏域健康ポータブルサイト「からだナビ」
健診結果を入力することで、健康状態が確認できます。

◇JADEC日本糖尿病協会
糖尿病や災害時の備えについてわかりやすく掲載されています。
(※詳細は本紙をご参照ください。)

■糖尿病合併症について-眼科医からのアドバイス-
小矢部たがわ眼科 田川考作院長
糖尿病網膜症は、糖尿病の合併症のひとつで、失明原因の上位に位置します。かなり進行するまで自覚症状がない場合もあり、糖尿病の人は目の症状がなくても眼底検査を受けるようにしましょう。

◇治療(1)「網膜光凝固術」
レーザーが用いられ、今以上の悪化を防ぐための治療であって、決して元の状態に戻すための治療ではないということです。早い時期であればかなり有効です。

◇治療(2)「硝子体手術」
重症な場合に行います。顕微鏡下での細かい操作を要し、高度なレベルの手術となります。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU