各家庭で災害に備えて、最低でも3日分以上の食料品・飲料水などを備蓄することが重要です。(7日分の備蓄が推奨されています)
今回は、各家庭で備蓄すると良いと思われる主な備蓄品を紹介します。あくまで一例ですので、食物アレルギーの人や高齢者・乳幼児、慢性疾患の人など各家庭の事情に応じた備蓄にするため、一度ご家族で備蓄について話し合ってみましょう。
■一般的な備蓄品
・非常食(アルファ化米、レトルト食品、即席麺、缶詰など)
・飲料水[1人1日3ℓが目安です](※別途、生活用水も必要です)
・カセットコンロ・カセットボンベ
・簡易トイレ(携帯トイレ)
・トイレットペーパー
・ティッシュペーパー
・ウェットティッシュ
・ランタン・懐中電灯
・タオル・衣類
・ビニール袋
・救急箱
■場合によって必要な備蓄品
食物アレルギーをお持ちの人や、慢性疾患をお持ちの人、小さいお子さん、ご高齢の人は状況に配慮した備蓄品が必要です。
・紙おむつ
・おしりふき
・粉ミルク・液体ミルク
・哺乳瓶(使い捨て)
・やわらかい食品(ゼリーなど)
・アレルギーフリー食品
・生理用品
・持病の服用薬
※次号で非常持ち出し品についてご紹介します。
家庭で備蓄を行う上で、「在庫数量の把握」「賞味・消費期限前の更新」が大きな課題となると思われます。そこで、無理なく効率的に備蓄ができる「ローリングストック」を紹介します。
ローリングストックとは、
(1)普段の食品を少し多めに買い置きする
(2)賞味期限を考えて古いものから定期的に消費する
(3)消費した分を買い足す
この工程を繰り返していくことで、常に一定量の食品が家庭で備蓄されている状態を保つことができる方法です。活用してみてください。
[問]家庭備蓄は期限の管理が大変なので行える人だけ備蓄すればよい ◯ or ×
[答]×(各家庭にあった備蓄を行うことが防災対策として大変重要です。備蓄品の管理には、ローリングストックという考え方がありますので活用してみてください。)
問い合わせ:総務課
【電話】67-1760【内線】234
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