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自治体の皆さまへ

魅力発見! おやべ職場探訪 第(48)回

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富山県小矢部市

■砺波地域消防組合 小矢部消防署
◇使命は市民の生命、身体および財産を守ること 日ごろの備えは万全です!
今回ご紹介するのは、火災や救急の現場に駆け付け、消火活動や救急救命活動により私たちの生命や財産を守る役割を担う砺波地域消防組合小矢部消防署です。
小矢部消防署(津沢出張所を含む)で働く職員は、総勢で40人。基本的には朝8時30分から翌朝8時30分までの24時間勤務で、夜間は交代で仮眠をとりながら、年間1000件を超える出動に対応しています。
火災や救急による出動以外にどのようなお仕事をされているか伺うと、火災を未然に防ぐため、お店や事業所の建物や消防用設備等が法令に基づく基準に適合しているかを検査する予防査察や、火災時に使用する消火栓や防火水槽の点検をはじめ、事業所や各種団体を対象とした救急救命講習の講師としてAEDの使い方や心肺蘇生法の説明をしています、とのお答え。その他にも放水や救助資機材を取り扱う訓練を実施。実際の現場を想定した様々な訓練を行うことで、どのような場面でも的確な行動をとることができるようになるとのことで、1月に発生した能登半島地震の被災地において活動した際も、日ごろの訓練が役立っているとのお話をいただきました。
「どうしたら小矢部消防署で働くことができますか」と尋ねると、「砺波地域消防組合が実施する職員採用試験に合格しなければなりません」とのこと。聞けば、採用後半年間、富山県消防学校で消防に関する知識と技術を学んだのち砺波地域消防組合の各消防署に配属され、消防職員としての一歩を踏み出すことができるとのことでした。
これまでご紹介してきたように、私たち市民が安全・安心に生活を送るためになくてはならない小矢部消防署。
「消防職員が現場に出動する機会がないことが一番よいのですが…」とのお話があったように、日ごろから私たち自身が防火・防災に対する意識を高めることの重要性を再認識する取材となりました。

◇働く人に聞きました
村田(むらた)拓未(たくみ)さん(令和5年採用)
6カ月間の消防学校での初任科教育を受け、令和5年10月から小矢部消防署で勤務しています。災害現場では危険を伴う中での活動となり、常に緊張感を持って臨んでいます。人命や地域の安全に重い責任を負う仕事であるからこそ、誇りややりがいを感じることができています。これからも、「人の役に立ちたい」、「人の命を守りたい」という強い気持ちを持ち、市民に信頼される消防士になっていきたいです。

◇事業所データ
事業所名:砺波地域消防組合 小矢部消防署
設立:平成23年
業種:地方公務(消防)
住所:泉町2-37
【電話】67-0119

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