「育てたいまち」を目指す氷見市では、さまざまな子育て支援に取り組んでいます。今回は、その内容を小学校入学時までの期間に焦点を当ててお伝えします!
●子育て中の皆さんに、氷見市での子育てをどう感じているのかを伺いました。
―氷見市での子育てをどう感じていますか?
桑原:子連れでスーパーに出かけると、みんな優しく声をかけてくれます。そのちょっとした言葉が、母親として息抜きになります。
齋藤:(千葉から)移住してきたのですが、自然の豊かさが素晴らしいですね。春夏秋冬で全然違うので、五感が子どもの中で培われていくところが、ここで子育てする魅力だと思っています。
―氷見市の子育て支援はどうですか?
高木:1歳を過ぎた子どもがいるので、「家庭で子育て応援金」はとてもありがたいです。
坂下:いろんな制度やプレゼントがあって、子育て世帯に手厚いなと感じています。保育料も医療費も無料なのは助かります。
東山:夫も私も市外出身ですが、1人目の子育ては氷見でスタートしました。産後ヘルパーの助成や、気軽に遊びに行ける地域子育てセンターがあって助かっています。
宮本:以前氷見に住んでいた時は、地域子育てセンターをよく利用していました。妻がセンターで知り合ったママ友と仲良くなって、センター以外でも交流を持っていました。
浜元:今、育休中です。地域子育てセンターが無料で、平日だけでなく休日もやっているときがあって、ありがたいなって思います。定期的に開かれているイベントも魅力的!
喜多:地域子育てセンターで同じ月齢の子を持つお母さんに出会え、スタッフの皆さんもいろいろと気にかけてくださるので、「一人じゃない」と思えて安心します。
―氷見市での子育ての課題は?
宮本:縁もゆかりもないところから来た人たちが、本当は両親とかを頼れたらいいのだけれど、なかなか頼れないのでそこをうまくカバーできるようなものがあると良いと思います。
◇地域子育てセンター
●実家のようにセンターを利用してほしい地域子育てセンターは、未就園児のお子さんと保護者が利用できる施設です。おもちゃで遊んだり、親子同士で交流したり、さまざまな使い方ができます。センターの職員が悩みの相談も受けています。10人いたら10人、子育てに関する悩みの種類は違います。それぞれの気持ちに寄り添いたいと考えていますので、実家のように安心してセンターを利用していただきたいですね。
・子育て支援コーディネーター 濵下 峰子さん
▼減少する氷見市の人口と出生数
「育てたいまち」を目指す氷見市では、さまざまな子育て支援に取り組んでいます。今回は、その内容を小学校入学時までの期間に焦点を当ててお伝えします!
昭和45年の氷見市の人口は6万883人で、出生数は942人。昨年の人口は4万4076人、出生数は182人で、人口も出生数も減少しています。
「未来を担っていく子どもたちを健やかに生み育てられる環境」をどう作っていくかが、氷見市にとって大きな課題となっています。
出典:総務省「国勢調査」「住民基本台帳人口・世帯数、各年(1月1日から同年12月31日まで)人口動態(市町村別)(総計)」
▼子育て中の皆さんが「いいね!」と思った市の取り組み
●家庭で子育て応援金
保育所などを利用していない満1歳以上満3歳未満の児童1人につき月2万円支給
●各種応援ギフト
・「出産応援ギフト」
妊娠届出時に5万円支給
・「子育て応援ギフト」
新生児訪問時に5万円支給、第2子には5万円、第3子以降には15万円上乗せ
●保育料の無償化
全ての1歳児以上の保育料が無償
●子ども医療費の無償化
高校3年生相当まで無償
●産後ケア・産後ヘルパーへの助成
10回まで利用料1500円/回
◎詳細やその他の取り組みについては、市ホームぺージをご覧ください。
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