大雪による車の立ち往生に備えましょう!

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毎年、大雪時には各地で車のスタック(タイヤが空回りして進まなくなる現象)などによる立ち往生が発生しています。
大雪が予想される場合は、事前に食料や日用品を用意するなど不要不急の外出を避け、やむを得ず外出するときは必要なものを車に積んでおきましょう。また、燃料にも余裕を持ってください。

◆雪道で車が立ち往生したときの対応
車が立ち往生してしまったら、まずは安全を確保し、その後に脱出を試みましょう。
(1)安全確保
後続車の追突を防ぐため、ハザードランプを点灯し、三角停止板を設置しましょう。
(2)脱出を試みる
車を前後に動かしたり、滑り止め用の砂や毛布、フロアマットを駆動側のタイヤの進行方向に設置したりして、脱出を試みましょう。
※動かすときは、周囲に人や車がいないことを必ず確認しましょう。
(3)助けを呼ぶ
1人で脱出することが困難な場合は、周囲の人やロードサービスなどに助けを求めましょう。

◆立ち往生時の一酸化炭素中毒に注意!
ロードサービスなどの助けを待つ間、エンジンをかけたままにすると、マフラー(排気口)が雪で埋もれて排気ガスが車内に入り込み、一酸化炭素中毒になる危険があります。
排気ガスに含まれる一酸化炭素(CO)は無色・無臭で、体内に取り込まれると頭痛や吐き気、耳鳴りなどの中毒症状を引き起こします。また、重症化すると死に至ることもありますので、車中で助けを待つときは次のことに気を付けましょう。
●防寒対策をして、できるだけエンジンを切るようにしましょう。
●エンジンをかけたままにするときは、マフラー周りを重点的に除雪しましょう。

▼大雪時に車に積んでおくものチェックリスト
□滑り止め用の砂
□毛布(防寒やスタック時の脱出用に)
□スコップ
□作業用手袋
□長靴
□防寒具
□カイロ
□飲み物・食べ物
□懐中電灯
□スマホなどの充電器など

▼大雪時のお役立ちサイト
●気象庁ホームページ(気象情報)
●富山県道路情報(降雪量や道路のライブカメラ画像)
●富山防災WEB(警報などの防災情報)

問合せ：地域防災課
【電話】74-8021