昨年7月、富山県で観測史上初めて線状降水帯が発生し、大雨で県内各所に甚大な被害をもたらしました。
大雨で河川の氾濫や土砂災害などの災害発生の危険が高まった時に市が発表する避難情報と、一人一人が取るべき行動を今一度確認し、いつでも避難できるよう日頃から準備しておきましょう。
避難先は、市が指定する避難場所である必要はありません。災害に応じて安全な場所にある知人・親戚宅、ホテルなどへの避難も検討しましょう。
◆日ごろの備えのポイント
01.避難場所を確認・検討!
洪水・土砂災害ハザードマップで自宅周辺や避難経路に危険な場所がないか確認しましょう。市公式LINEに友だち登録すると、ハザードマップや避難経路検索ができます。
●災害情報はここから確認!
→市公式LINE
02.警戒レベルと取るべき行動をチェック!
市が発表する避難情報やその状況、皆さんが取るべき行動を、次表で確認してください。
警戒レベル4「避難指示」が発表されたら、安全な場所へ全員避難しましょう。
※市が災害の状況を確実に把握できるものではないなどの理由から、警戒レベル5は必ず発表される情報ではありません。
03.避難するときの注意点をチェック!
避難するときは、まず落ち着き、余裕をもって避難場所へ行きましょう。
(1)服装の注意点
・非常持ち出し品はリュックに入れて背負う
両手が自由に使えるようにしましょう。
・長袖、長ズボン、底の厚い履きなれた運動靴を選び、ヘルメット、手袋、マスクを身につける
肌の露出を控え、けがのリスクを減らしましょう。
・夜間の避難は避ける
夜間は周囲の状況がわかりにくく危険なため、暗くなる前に避難しましょう。
・なるべく歩いて、2人以上で行動する
車での移動は、緊急車両の通行の妨げなります。また、冠水した道路を走ると、走行不能となる恐れがあります。
・家族や近所の人へ呼びかけをする
避難するのに支援が必要な人に協力しましょう。
(2)避難するときの注意点
・崖から離れた、2階以上の部屋に垂直避難する
避難場所への移動がかえって危険な場合は、自宅や近隣建物の高い場所への緊急避難を検討してください。近くに崖や山がある場合は、反対側の部屋に非常持ち出し袋と靴をもって避難してください。
・冠水した道路や川、用水路の近くは避ける
冠水した道路は、側溝やマンホールが見えにくく危険です。
問合せ:地域防災課
【電話】74-8021
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