令和6年5月に政府が発表した推計によると、2060年には認知症の人は全国で645万人(高齢者の6人に1人)、認知症の前段階である軽度認知障害の人を含めると3人に1人になるとされています。認知症は誰にとっても身近になってきています。誰もが認知症を自分事としてとらえ、正しく知り、備えることが大切です。
■見逃さないで!認知症のサイン
認知症は早期治療で進行を遅らせることができます。また、原因によって改善する認知症もあります。認知症のサインを見逃さないようにしましょう。
・同じことを何度も言う
・ささいなことで怒りっぽくなった
・約束の日時や場所を忘れるようになった
・頭に“もや”がかかった感じがすると訴える
・料理、運転などのミスが増えた
・身だしなみに無頓着になった
・いつも探し物をしている
◎まずはかかりつけ医に相談をしましょう。かかりつけ医がいない場合や受診に抵抗がある場合などは相談窓口にご相談下さい。
■認知症と上手に付き合いましょう
認知症と診断され、本人も介護者も大きな不安や戸惑いを感じた時は、以下の心構えが役立ちます。
・正しい知識
・相談する
・サービスの積極的利用
・介護以外の時間も大切に
・仲間とつながる
・今できることを大切に
・協力者を増やす
(公益社団法人認知症の人と家族の会「認知症」の人のために家族が出来る10カ条参照)
■認知症の主な相談窓口
※詳しくは市ホームページをご覧ください。
◎9月のもの忘れ・認知症相談会はP16をご覧下さい
問合せ:地域包括支援センター
【電話】74-8067
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