◆「主食」「主菜」「副菜」をそろえてバランスよく食べましょう
バランスの良い食事は、健康づくりの基本です。「主食」「主菜」「副菜」の3つをそろえた献立は、体に必要な栄養素をバランスよく摂取することができ、高血圧、脂質異常症、高血糖、肥満などの生活習慣病の予防につながります。
■栄養バランスのよい食事
●主食(ごはん・パン・麺類)
炭水化物を多く含む食品でエネルギー源となります。ダイエット目的で主食を抜くことがないように適量をきちんと食べましょう。
●主菜(肉・魚・卵・大豆製品)
体をつくる元となるたんぱく質を多く含む食品です。魚の油にはコレステロールや中性脂肪を下げる作用があるので積極的に食べましょう。
●副菜(野菜・海藻・きのこなど)
ビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富です。1日350g以上(小鉢70g×5皿)を目安に食べましょう。
食物繊維には血糖値の上昇を緩やかにしたり、コレステロールの吸収を抑えたりする働きがあります。
■バランスの良い食事をとっている人
市民アンケートの結果、バランスの良い食事をとっている人(主食、主菜、副菜の3つを組み合わせて食べる頻度が1日2食以上の人)の割合は、男女ともに青年期(19歳〜39歳)が最も低く、次いで壮年期(40歳〜64歳)となり働き盛りの世代で栄養バランスが偏っている人が多いことが分かりました。
1回の食事で栄養のバランスを取ろうとすると、現実的に難しい場合もあります。例えば、昼食にラーメンを食べたら、夕食では主食を減らし、副菜を多く食べるようにするなど、1日を通してバランスを考えるようにしましょう。
問合せ:健康課
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