文字サイズ
自治体の皆さまへ

自助・共助で日ごろから災害に備えましょう

4/45

富山県氷見市

◆9月1日は「防災の日」、8月30日から9月5日は「防災週間」です。
大正12年9月1日に発生した関東大震災は、死者・行方不明者が約10万5000人、住家の建物被害が29万棟にも及ぶ大災害でした。
その教訓を生かすため、毎年9月1日を「防災の日」、8月30日から9月5日までを「防災週間」として、全国各地で防災訓練や防災に関する啓発イベントが開催されています。氷見市では、氷見市総合防災訓練を9月1日(日)に開催します。

■防災・減災における自助・共助・公助
災害が発生したときは、「自助」「共助」「公助」をうまく機能させることが重要となります。しかし、自治体の職員が被災した場合、救助・援助活動に時間がかかるなど、行政機能が大きく低下するので、「公助」には限界があります。そのため、被害を最小限に抑えるには、「自助」「共助」が重要となります。

■《自助》一人ひとりがもしもに備えて
一人ひとりがハザードマップなどを活用し、各種災害に適した安全な場所を把握しておきましょう。家庭内に防災グッズ、食料、薬などを備蓄しておくことも大切です。家具の転倒対策を実践するなど、防災の意識を高め、知識を身につけ、日頃からもしものときに備えて行動しましょう。

■《共助》地域の中でお互いに顔の見える関係をつくり上げ、地域の防災力を高めましょう
災害発生時だけではなく、日頃から地域のさまざまな行事や防災活動に積極的に参加しましょう。隣近所にどういう人が住んでいるのか、もしもの時に一人で避難ができず支援が必要な人はいないかなど、いざという時に支えあえる地域社会をつくることが大切です。

■自主防災組織に参加しましょう
自主防災組織とは、災害から地域を守るために地域住民でつくり、自主的に防災活動を行う組織です。市内では、22地区で結成されています。各地区で定期的に防災訓練や備蓄資機材の整備を行い、住民の防災意識や地域防災力の向上を図っています。

●あの時、自助・共助が生かされました!
【阪神・淡路大震災(平成7年)】
倒壊家屋の下から救出された人の約80%が、家族や近隣住民に救出され、命が助かりました。

【東日本大震災(平成23年)】
釡石市の児童が日ごろの防災教育や防災訓練での学びを生かして、発災後、素早く高齢の家族や近隣住民に避難を促し、支援したことが、多くの命を救うことにつながりました。

問合せ:地域防災課
【電話】74-8021

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU