発行:砺波市男女共同参画推進員連絡会
No.32 2023.11
男女共同参画の取り組みは、SDGsの目標達成に貢献しています。
■ご存じですか日本のジェンダー・ギャップ指数
世界ジェンダー格差指数とは、世界経済フォーラムが、各国内の男女間の格差を数値化し、ランク付けしたものです。0が完全不平等、1が完全平等を意味しています。
日本のジェンダー・ギャップ指数の総合順位は、146か国中116位となっています。
また日本は、「教育」の順位は1位、「健康」の順位は63位と世界トップクラスの値です。
一方、「経済」及び「政治」における順位が低くなっており、「経済」の順位は121位、「政治」の順位は139位となっています。
政治の分野で、また企業活動の分野で、日本での女性進出は世界に比べて大きく遅れています。
(備考)
1.世界経済フォーラム「グローバル・ジェンダー・ギャップ報告書(2022)より作成
2.スコアが低い項目は赤字で記載
3.分野別の順位:経済(121位)、教育(1位)、健康(63位)、政治(139位)
■男女共同参画推進員 活動報告
◇7/19 クロスロード・ダイバーシティゲーム
オフィスジェイドの米村美樹子さんを講師に迎え、「クロスロード・ダイバーシティゲーム体験会」を開催し、砺波市人権擁護委員の皆さんも参加されました。
クロスロード・ダイバーシティゲームとは、阪神淡路大震災後、神戸市職員へのインタビューをもとに作成された防災カードゲーム「クロスロード」のダイバーシティ※1版です。組織の多様性をどのように理解し、活かしていくのかダイバーシティ and インクルージョン※2について楽しみながら考える対話型カードゲームです。
※1:多様性
※2:多様な人材を受け入れ、その能力を発揮させる考え方
(参加者の声)
・自分の中にも、性別や年齢のバイアス(思い込み)があることがわかった。
・それぞれの「その人らしさ」「自分らしさ」を発見できた。
・自分とは違う意見を聞くことは大事なことだと思った。
◇9/16 となみSDGsフェス2023
「教えて あなたの思い」と題して、男女の役割や在り方について無意識のうちに「自身に内在する先入観」に気づいてもらう機会をアンケート形式で実施しました。
買い物の途中に参加いただいた皆さんからは「自分の思い込み」を認識したり、「他の人の意見」に驚いたり笑ったりと、様々な反応があり、会場を賑わせていました。
男女格差、年代格差が見える化されたことを共有し、今後の活動にも活かしていきたいと思います。
問合せ:企画政策課
【電話】33-1145
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