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自治体の皆さまへ

目指せ『健康寿命日本一』(1)

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富山県砺波市

■〜第3次砺波市健康プラン21(砺波市健康増進計画・自殺対策計画)を策定しました〜
砺波市では、健康寿命を伸ばすことを目標に、「第3次砺波市健康プラン21(砺波市健康増進計画・自殺対策計画)」を策定しました。
「ともに支えあい未来につなげるみんなの健康」を基本理念とし、心身の健康の維持・向上を図り、砺波で培われてきた人と人とのつながりを活かしながら、誰もが生涯にわたり健やかで心豊かに暮らすことができる社会を実現し、未来につないでいくことを目指します。

○健康寿命とは
健康寿命とは、健康上の問題で日常生活が制限されることなく、自立して生活できる期間のことです。
生涯にわたり健康でいきいきと生活を送るためには、健康寿命を延ばすことが大切です。

○砺波市の健康寿命
令和3年の砺波市の健康寿命は、男性で80・6年、女性で85・0年となっています。
平均寿命と健康寿命の差を見てみると、男性では1・5年、女性では3・5年となっています。
健康プランでは、健康寿命の延伸を目指し、17の分野の取り組みや目標を定めて、市民一人ひとりの主体的な取り組みを支援するとともに、社会全体で健康づくりを進めていきます。

・令和3年砺波市の平均寿命と健康寿命

砺波市では、介護保険の要介護2~5を不健康な状態、それ以外を健康な状態と定義しています。
国や県は、国民生活基礎調査における質問の「あなたは現在健康上の問題で日常生活に何か影響はありますか」に対する質問に「ある」と回答した方を「不健康」と定義して算出しています。

■第3次砺波市健康プラン21 3つの重点分野を紹介
健康プランでは、17の分野の取り組みや目標を定めています。

1.循環器病の発症予防と重症化予防
▼課題
脳血管疾患と心疾患を含む循環器病は、市民の主要な死因であり、死因の約25%を占めています。

▼取り組み
特定健診・特定保健指導の実施率の向上、要治療者の受療率の向上や治療継続により、循環器病を早期に発見し、重症化予防に取り組みます。

・砺波市の死因別死亡割合(令和3年)

資料:富山県「人口動態統計(確定数)」

2.自殺予防
▼課題
自殺者数は平成21年以降多少の増減はあるものの横ばいとなっています。また、うつ傾向にある市民の割合は約20%で、20~40歳代でその割合が高くなっています。

▼取り組み
悩みを相談する相手がいない市民、市が行っている自殺予防啓発活動を知らない市民の割合が多いため、相談窓口の情報提供を広く行い、市民が情報を得やすくします。

各相談機関の連絡先を記載した「こころのお守り」を市内の薬局、接骨院、図書館等に設置しています。
※詳細は、本紙P.3をご覧ください。

▼出前講座 ゲートキーパー養成講座
ゲートキーパーとは、悩んでいる人に気づき、声をかけ、必要な支援につなげ、見守る人のことです。砺波市ではゲートキーパーを増やすため「ゲートキーパー養成講座」を開催しています。
みなさんの会合や研修会で講座を開催してみませんか。

申込み:健康センター
【電話】32-7062

3.自然に健康になれる環境づくり
▼課題
砺波市健康プラン(第2次)の最終評価において、生活習慣の改善は年代・性別によって目標の達成状況に差がありました。
自ら健康づくりに積極的に取り組む市民だけでなく、健康に関心を持つ余裕がない市民を含む幅広い対象に向けた健康づくりの推進が必要です。

▼取り組み
砺波市では、令和元年度より野菜を食べることを推進する「となベジプロジェクト」を展開しています。今後も、取り組みを深化させていきます。

▼新たな取り組み
▽砺波商工会議所×庄川町商工会×となベジ
20日間 健康チャレンジ
職場の仲間3~5名のチームを組んで目標を設定し、目標達成に向けて20日間チームで取り組みます。目標達成したチームには抽選で景品が当たります。
・チャレンジ実施期間 9月2日~10月25日

▽となベジの歌制作中
市内認定こども園、保育所の4歳児さんから集めた言葉を歌詞に取り入れた「となベジ」の歌を制作中。
6月に市内保育所で発表します。

作曲 大道友萌子
作詞 くまの音楽堂

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