■健康づくりは市民が主役!健康寿命を伸ばすには、どうすればいいの?健康センター職員が伝えたい5つのポイント
(1)栄養・食生活
塩分は控えめに、食事はバランスよく取りましょう
藤田管理栄養士
○主食・主菜・副菜をそろえる
・丼ものより定食を選ぶ
・カット野菜や冷凍野菜を利用する
○適塩をこころがける
・麺類の汁は半分以上残す
・調味料は「かける」より「つける」
・減塩調味料を利用する
(2)身体活動・運動
日常生活の中で意識して体を動かしましょう
土田保健師
○家で…
・近所への外出には車を使わず歩く
・スーパーで買い物するときは、遠い場所に駐車して歩く
○職場で…
・デスクワークの場合は、30分に1回、少なくとも1時間に1回は立ち上がり、少し動く
・エレベーターを使わず、階段を利用する
(3)休養・睡眠
睡眠により十分な休養をとりましょう
宮原保健師
○睡眠による休養感を高める3つのポイント
・日中の運動
・身体活動を増やす
・就寝前の食事、飲酒、喫煙、カフェイン、スマホは控える
・寝室の環境を整える
朝はカーテンを開け室内に光を取り入れ、夜は室内照明を弱くして、できるだけ暗い環境で眠りましょう
(4)適度な飲酒・禁煙
適正な飲酒を心がけましょう。禁煙希望者は、禁煙外来を利用しましょう
杉本所長
生活習慣病のリスクを高める純アルコール量は、男性40g以上、女性20g以上です。
○純アルコール20g量の目安は?
・日本酒(度数15%)180ml
・ビール(度数5%)500ml
・焼酎(度数25%)100ml
・缶チューハイ(度数5%)500ml
○1日の平均純アルコール量を計算してみましょう
お酒の量[ ]ml×(度数[ ]%÷100)×0.8=純アルコール量[ ]g
(5)歯・口腔の健康
かかりつけ歯科医をもち定期的にチェックしましょう
藤井保健師
歯周病は、細菌感染によって引き起こされ、歯を失う原因になります。また、糖尿病など全身疾患に影響を及ぼします。自宅でのケアだけでなく、歯科医院でのケアも大切です。
○歯周病セルフチェック
□歯ぐきに腫れた部分がある
□口臭がなんとなく気になる
□歯ぐきがやせてきた
□歯と歯の間にものが詰まりやすい
□歯を磨いたあとに出血する
1つでもチェックがついた方は、歯科医に相談しましょう
■こんなことに取り組みます!第3次砺波市健康プラン策定委員(団体)の皆さん(R6.3.31時点)
▼砺波市地区自治振興会協議会
中島委員
地域住民へ「砺波市健康プラン21」周知など協力活動を行います。
▼砺波市食生活改善推進員協議会
飯田委員
食の大切さや食事の仕方等を伝え、市民の方の心身の健康につなげます。
▼砺波市ヘルスボランティア連絡会
大澤委員
健康情報を地域で伝え、みんなで健康づくりができるよう取り組みます。
▼砺波市母子保健推進員連絡協議会
中田委員
身近な相談者として保護者に寄り添い、子育て世帯と地域をつなぎます。
▼砺波市老人クラブ連合会
柴田委員
生きがいのある健康長寿の実現と、明るく豊かな住みよい地域づくりの活動を推進します。
▼砺波市民生委員児童委員協議会
藤井委員
身近な地域の「つなぎ役」として、相談しやすい環境づくりや広報に努めます。
▼砺波医師会
高橋委員
新型コロナウイルス等の感染症流行下でも安定した検診の提供に努めます。
▼砺波商工会議所
小幡委員
事業所に「健康経営優良法人」の認定取得を推進していきます。
▼砺波市歯科医師会
藤岡委員
生涯を通じた口腔疾患の教育啓蒙、早期発見・早期治療に努めます。
▼庄川町商工会
土井委員
事業所向けの健康診断の機会を提供し、従業員の健康維持・増進を図ります。
▼砺波厚生センター
長瀬委員
住民と連携し、関係団体と協力体制を築き、健康づくりを推進します。
▼砺波市スポーツ推進委員協議会
今井委員
地域スポーツの普及やこどもから高齢者までできるスポーツ活動の情報提供を行います。
▼砺波市社会福祉協議会
老委員
外出支援・閉じこもりを防止するための事業を行います。
▼砺波警察署
山田委員
自殺の相談を受けた時、よく話を聞き、専門窓口を紹介するなど適切な対応を推進します。
▼砺波市学校保健会
廣瀬委員
保育・教育現場の健康教育で望ましい生活習慣とメディア利用の学習を行います。
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