■フレイル予防の3つのポイント
フレイルを予防するには、(1)栄養・お口の健康、(2)運動、(3)社会参加が大切です。フレイル予防はいつ始めても遅すぎるということはありません。できることから始めましょう。
▽ポイント(1) 栄養・お口の健康
主食・主菜・副菜をそろえ、1日3食欠かさずよく噛んで食べましょう。筋肉量の維持に欠かせないたんぱく質は、特に、肉や魚、大豆・大豆製品、卵、乳製品などに豊富に含まれています。多くの種類の食品を組み合わせて食べましょう。市公式クックパッド「高岡にこにこキッチン」では管理栄養士おすすめのレシピを紹介していますのでご活用ください。また、噛む力や飲み込む力を維持するため、お口の健康を保つことも大切です。毎食後の歯磨きを忘れず、お口の体操など口を動かすことも心がけましょう。日本歯科医師会のホームページではお口の体操を紹介しています。
▽ポイント(2) 運動
運動は筋力向上のほか、食欲を増し、心の健康にも良い影響があります。普段の生活の中で、「なるべく階段をつかう」「近所の用事は歩いていく」など今より10分多く体を動かしましょう。市では、自宅でできる運動「高岡はつらつストレックス体操」を紹介しています。ぜひ取り入れてみましょう。
▽ポイント(3) 社会参加
地域に出て、人とつながり、生きがいや楽しみ、目標を持ち続けることは、フレイル予防には大切です。はつらつ広場(通いの場)や趣味の集まりなどで、人と関わる機会を持ちましょう。
フレイルについて理解を深めるため、パネルなどの展示を行います。市内のはつらつ広場(通いの場)の紹介マップも展示しています。
日時:2月1日(木)~29日(木)
場所:市役所1階ロビー
▽はつらつ広場〜二番新町慶寿会の活動のようす〜
◎新原治夫(しんばらはるお)さん(お世話役)
“みんなの元気な顔をみたい”、“みんなの笑い声を聞きたい”という思いで続けています。継続して参加してもらえるよう、内容がマンネリ化しないように考えています。
はつらつ広場が始まってから、人と人とのつながりや交流が広がっており、嬉しい。
(はつらつ広場の立ち上げを考えている方へ)試しにやってみられ。みんな協力してくれるから。
◎参加者の声
はつらつ広場が始まった約1年前から継続して参加しています。
体操後のお茶タイムでたわいのない話をすることが楽しみで、みんなの顔をみると安心し元気が出ます。これからも続けて参加していきたいと思います。
市では、市内のはつらつ広場(通いの場)で、低栄養予防を中心としたフレイル予防講座や健康相談を実施するなど、フレイル予防の取り組みを推進しています。
相談先:(フレイルが心配な人・もっと詳しく知りたい人)
高齢介護課【電話】20-1165
地域包括支援センター
「地域包括支援センターのご案内」はこちら
(地域包括支援センターHPの2次元コードは本紙7ページをご覧ください。)
問合先:
高齢介護課【電話】20-1165
保険年金課【電話】20-1296
健康増進課【電話】20-1345
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