丸ごとつながり自分らしく暮らせるまちへ

1／41

■高岡市高齢者保健福祉計画・高岡市介護保険事業計画
計画期間：令和6～8年度

団塊の世代全てが75歳以上となる2025(令和7)年が近づき、更にその先を展望すると、団塊ジュニア世代が65歳以上となる2040(令和22)年には、高齢化が一層進展し、医療・介護双方のサ-ビスを必要とする高齢者の増加が予想されます。
高岡市では、中長期を見据えた視点に立って、「高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画」が4月からスタートしました。「丸ごとつながり自分らしく暮らせるまちづくり」を基本理念に、さまざまな取り組みを進めます。

▽高齢化率(2024年以降は推計値)

・高齢化率は、今後上昇し続け、2045(令和27)年頃には40%に達すると予測されます。

高齢化の進展のほかにも、高齢者のみの世帯や単身世帯の増加により、家庭や地域だけでは解決できない、複雑化・複合化した問題が増えているよ。地域・医療・介護・行政などが「丸ごと」つながり対応していくことが大切だね。

■主な課題と施策の方向性

■こんなことに取り組んでいきます
重点施策1)フレイル予防、介護予防の推進
「TAKAOKAアプリ」を使った健康づくり、介護予防、生きがいづくりに取り組みます。
(歩数や健康イベントなどへの参加でポイントを付与、介護予防情報や体操動画などの情報発信、ボランティア・仕事とのマッチング)
重点施策2)医療・介護分野のデジタルの推進
デジタル機器を活用し、「医療・介護・障がい福祉などの専門職同士」「専門職と行政」がつながり、必要な支援を迅速に行います。
重点施策3)認知症の方やその家族、医療や介護の専門職、行政がつながる支援
・スマートフォンを持っていない人でも、離れて暮らす家族とコミュニケーションが取れ、防災情報や避難情報を得ることができるデジタルツールの貸与を行います。
・認知症など支援が必要な人に、地域の介護事業所による通院の送迎などの支援を行います。
・認知症の人やその家族同士の交流の場、専門職による相談体制を拡充します。

■介護保険料が決まりました(令和6年度からの3年間の保険料が下表のとおり変わりました)
介護保険は財源を保険料と公費(国・県・市)で折半して運営しており、必要と見込まれるサービスの種類・量にあわせて、65歳以上の保険料を3年に1度見直しています。今年度からの保険料は下表のとおりです。
介護保険制度は老後の安心を支える大切な制度です。この制度をこれからも維持していくため、皆さんのご理解とご協力をお願いします。
▽介護保険料早見表(保険料は前年の所得などに応じて決まります)
※1　課税年金収入額…非課税年金の遺族・障害年金を除く、公的年金などの収入額
※2　合計所得金額…収入から必要経費などを控除した金額

介護保険の第1号被保険者(65歳以上)がいる世帯で、災害により住宅が損壊した場合など、被害の程度に応じて介護保険料の減免や納付が猶予される場合がありますのでご相談ください。

問合先：長寿福祉課
【電話】20-1334【FAX】20-1364