12月4日(月)~10日(日)は人権週間です。令和5年4月1日には、「こども基本法」が施行され、こどもの権利が明確化されました。
黒部市では、こどもの権利が守られ、健やかで幸せに成長し、暮らすことができる社会にしていくため、「こどもまんなか」社会の実現に取り組んでいます。「こどもまんなか」社会は、こどもにとっていちばんの利益を考え、社会全体で、こどもと家庭の福祉や健康の向上を支援していこうとするものです。
◆こどもの権利を守ろう
こどもの権利は、全てのこどもが自分らしく豊かに成長していくために、生まれながらに持っている基本的人権です。
黒部市では、令和4年8月に小学生・中学生が集まり、こどもの権利について、意見を出し合い宣言を作成しました。自分たちの学校だけでなく、大人にも広く知ってもらい、意識を高めていくため、令和4年11月5日に「名水の里くろべこどもの権利宣言~こどもと大人の約束~」を宣言しました。
こどもの権利を理解し、認め合い、共有し、市民一人ひとりが、こどもの権利を尊重するまちにしていきましょう。
◆大人の責任・役割
◇学校や保育所など
こどもたちが主体的に学び、育つことができるように支援します。虐待、体罰を絶対行わず、いじめからこどもたちを守ります。
◇家庭
保護者は、こどもの養育に対して第一番に責任と義務があることを自覚し、こどもが安心して育つことができるように、こどもの意見を尊重し、一緒に考え、こどもの成長を支えます。
◇地域の人
地域の一員であるこどもたちの権利を守り、安心安全な地域をつくります。
◇黒部市
こどもの権利について市民の理解を深めるとともに、こどもの意見を反映しながら環境の整備やこども施策を推進します。
◆名水の里くろべ こどもの権利宣言 〜こどもと大人の約束〜
わたしたちは、
一、すべてのこどもの命が守(まも)られる「生きる権利」を尊重します。
一、こどもの力を伸ばし、成長できる「育つ権利」を尊重します。
一、暴力や争いなどから「守られる権利」を尊重します。
一、自由に意見を表明したり、参加したりできる「参加する権利」を尊重します。
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